AMD Radeon RX 8000シリーズのGeekbenchが登場。56CUと16GB VRAM搭載が確定

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AMD Radeon RX 8000シリーズのGeekbenchが登場。性能は意図的に制限されるも、56CUと16GB VRAM搭載などの仕様が判明

AMDでは2024年末から2025年はじめにかけて、RDNA4アーキテクチャーを採用したRadeon RX 8000シリーズを発売すると言われています。今回、このRadeon RX 8000シリーズで計測されたとみられるGeekbench 6ベンチマークが初めて登録され、コア数やメモリー容量など一部のスペックが明らかになりました。

Geekbenchに掲載されたグラフィックスカードは、AMDの『gfx1201』という開発用記号が付けられたグラフィックスカードです。このgfx1201は上位GPUであるNavi 48 GPUに割り当てられているDevice IDであるため、このベンチマーク結果はNavi 48 GPUを搭載するグラフィックカードと考えられます。

スコアはOpenCLで33241ポイントと非常に低いため、リーク対策として性能に制限が設けられている可能性が高く、参考にはなりません。

一方で、スペックに関する情報はGeekbench上で正常に読み込まれているようで、WGPは合計28基が搭載されており、Compute Unit(CU)は合計56基で、動作クロックは2.1 GHzに動作する設定になっています。

過去に登場したリークでNavi 48 GPUは最大60基のCUを搭載するという話がありましたが、今回のGPUは一部CUを無効化したモデルと考えられます。動作クロックに関しては2.1 GHzと最近のグラフィックスカードとしてはかなり低めであるため、ES品として制限が掛けられており、製品版として登場する際には2.1 GHzよりは上がるものと考えられます。

VRAM容量は16GBと認識されており、これはRadeon RX 7800 XTやRX 7900 GRE相当の大容量VRAMを搭載するとみられています。このVRAMのメモリー仕様は不明ですが、リークでは256-bitのバス幅で20 GbpsのGDDR6を採用すると言われているため、メモリー帯域幅はかなり広めに取られることが確実となっています。

なお、今回のベンチマークが取られているCore i7-12700F+B660マザーボードの組み合わせはASUSなどAIBがミドルレンジ向けPCを想定したテストに使う構成であり、Radeon RX 8000シリーズについてはすでに開発の最終段階にある可能性が高いとみられています。

ソース

ASUS System Product Name (gfx1201) | Geekbench 6

https://browser.geekbench.com/v6/compute/2661917

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • Navi48は60CUではなく32WGP=64CUだとずっとリークされ続けていますが
    もしやPS5 PROの話とごっちゃになっていませんか?

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