Apple Intelligenceに対応するとみられる次期無印iPadは2027年初頭まで登場せず、年内に出る新型iPadは10月に発表されるiPad miniだけになる見通しのようです。また、iPad AirとiPad Proも次のモデルは2027年で、このうちiPad Airは液晶から有機ELに切り替わる大幅な刷新になるとのことです。
次期無印iPadは2027年初頭に。年内に出る新型iPadは10月27日のiPad miniのみ
次期無印iPadは、メモリが6GBの現行モデル「11インチiPad (A16)」の後継にあたり、9月にはA19とメモリ8GBを搭載する見通しが伝えられていました。ただ、Appleの10月の発表は、13日がホームハブなどのホーム製品、27日が新型MacBook ProやiMacなどとされており、どちらにも次期無印iPadは入っていません。
そんな中、BloombergのMark Gurman氏によると、次期無印iPadは2027年初頭まで登場せず、iPad Airと、ベイパーチャンバーの搭載が見込まれるiPad Proの新型も2027年になるとのことです。次期iPad miniは引き続き27日に発表されるとみられるため、年内に出る新型iPadはiPad miniだけになります。
ただ、次期無印iPadはデザインや液晶画面が現行モデルのままとされ、変わるのは主に、メモリが8GBに増えてApple Intelligenceを使えるようになる点です。その増量に加えてメモリ価格の高騰も収まっていないため、価格は現行の74,800円から8万円〜9万円程度に上がる可能性が高くなっています。
iPad Airは2027年前半に有機EL化。120Hzは見送りで14万円台か
一方、iPad Airの新型は、同氏によると現行モデル(M4)の液晶から有機ELに切り替える大幅な刷新になるとのことです。この有機ELパネルについて韓国ETNewsは、Samsung Displayが2026年末から2027年1月ごろに量産を始める計画だと伝えており、新型iPad Airは2027年3月か5月の発売が見込まれています。
ただ、このパネルは、有機ELの採用で価格が上がったiPad Proの需要が想定を下回ったことから、仕様と製造コストを抑えたLTPS方式になるとのことです。同じLTPS方式の次期iPad miniは60Hzにとどまり、120Hzに対応するのはLTPO方式のiPad Proだけのため、iPad Airは有機ELになっても現行モデルと同じ60Hzのままになる可能性が高そうです。さらに、コストを抑えたパネルとはいえ、液晶から有機ELへの切り替えで価格も上がり、11インチは現行の129,800円から、13万円台とみられる次期iPad miniを上回る14万円台になる可能性があります。
そのため、iPad Airを検討していて液晶で構わないなら、有機ELの新型を待つより、画面の滑らかさが変わらず価格も抑えられる現行のM4モデルを選んだ方が良さそうです。特に、2027年前半にiPad Airが有機ELへ切り替われば、iPadは13万円台からの有機ELモデルと、液晶のまま8万円〜9万円程度に上がる次期無印iPadに分かれる見込みで全体的に価格が上がる見通しとなっています。


