iPhone 18 Proシリーズは強気の生産計画から一転。売れ行きが想定を下回り部品発注を最大20%削減

iPhone 18 Proシリーズは強気の生産計画から一転。売れ行きが想定を下回り部品発注を最大20%削減

9月18日に発売されたiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxについて、Appleが10月の部品発注を当初の計画から15%以上減らしたことが明らかになりました。

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iPhone 18 Proの10月の部品発注が15%以上削減。レンズ大手も9月からの受注減を説明

iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは、メモリ高騰を受けて米国では100ドル、日本では25,000円値上げされた一方で、7〜12月の生産は前年より18%多い7,100万台と伝えられるなど、強気の計画が組まれていました。ただ、発売直後の売れ行きは地域で分かれており、中国では発売初日の販売台数が前年の約3割増、Counterpoint Researchの集計でも発売後3日間で前年の発売週を12%上回ったのに対し、日本と米国は予約の段階から在庫に余裕がありました。

そんな中、日経アジアによると、Appleは新型iPhoneの需要が想定を下回ったとして、一部のサプライヤーに両機種向け部品の生産を減らすよう伝えており、10月の発注は当初の計画から15〜20%削減されたとのことです。原因はメモリや部品の高騰に伴う値上げが消費者の需要を冷やしたことで、Appleは9月上旬から出荷の見通しを控えめにしているとしています。

さらに、iPhoneのカメラレンズを供給する台湾Larganも、この報道の前日にあたる10月8日の決算説明会で、顧客が9月から発注を下方修正しており、10月は9月並み、11月からはさらに減ると説明しました。顧客名は伏せられたものの、台湾の経済日報は下方修正の対象をAppleのiPhone 18 Proシリーズとみており、下方修正が9月に始まったという時期も、Appleが9月上旬から出荷の見通しを控えめにしたという話と合っています。

強気な生産計画とのずれが原因か。日本の店頭在庫は2倍以上に増え、値下げは見込み薄

ただ、今回減らされたのは前年より18%多く作る計画に対する発注で、両機種の販売が前年を割ったわけではないようです。実際に中国では前年を上回る販売状況と言われています。一方で、値上げが顕著な日本ではiPhone 18 Proが前年のiPhone 17 Pro発売時より4万円高く、値上げ幅が2割を超えており、米国でも値上げにより予約の段階から在庫に余裕があったなど、日本や米国では計画より売れていないとみられます。

機種別では、10月9日時点で日本のiPhone 18 Proはオンラインで注文すると11〜18日後に届き、前年の同じ時期に2〜3週間待ちだったiPhone 17 Proより数日早くなっています。これに対しiPhone 18 Pro Maxは20〜27日後と、前年の同じ時期(2〜3週間待ち)より1週間ほど長くかかります。米国でも、注文から届くまでの日数は9月22日からの17日間でiPhone 18 Proが4日縮んだのに対し、iPhone 18 Pro Maxは3日延びており、売れ行きが鈍いのは新型で一番安いiPhone 18 Proの方とみられます。

発注削減は11月も続く見通し。日本の店頭在庫は2倍以上に増え、品薄にはならず

Appleが発注を絞る動きは10月で終わらず、Larganが11月の発注はさらに減るとしていることから、9月から3か月続く見通しです。11月に発注する部品は年末商戦向けのiPhoneに使われるため、Appleは値上げで離れた需要が年末になっても戻らないとみていることになり、前年より18%多く作るという当初の計画の達成は困難とみられます。

日本でも店頭で当日受け取りできる構成は増えており、10月9日時点でApple Store全11店舗×32構成の352件のうち251件が当日受け取り可能と、9月22日の108件から2倍以上になりました。オンラインでは20〜27日待つiPhone 18 Pro Maxも、9月22日時点では店頭に2TBモデルしか残っていなかったものの、現在は約8割の組み合わせを当日受け取れ、前年は発売6週間後でも11店舗中4店舗にしかなかった256GBが全店舗に並んでいます。需要が戻らないまま在庫が積み上がっているため、日本でこれから品薄になることはまずなく、年末にかけてもiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは店頭ですぐ買える状態が続きそうです。

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2026/10/09 更新
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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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