iPhone 18 Proの売れ行きに地域差。中国は初日販売3割増も日本・米国は在庫に余裕

iPhone 18 Proの売れ行きに地域差。中国は初日販売3割増も日本・米国は在庫に余裕

iPhone 18 Proは中国で発売初日の販売台数が前年から3割増えた一方、日本と米国では予約開始から発売後まで在庫に余裕があり、売れ行きはいまひとつとみられます。

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iPhone 18 Proは生産18%増でも納期は前年並み。中国では初日から前年を上回る

iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは日本時間9月10日に発表され、9月12日21時の予約開始を経て9月18日に発売されました。今年は無印iPhone 18の発表がなく、9月に買える新型はこの2機種だけですが、日本価格はiPhone 18 Proが219,800円からと前年のiPhone 17 Proの発売時から4万円高く、米国でも前世代から100ドル高い価格設定です。

その売れ行きについて、モルガン・スタンレーのアナリストErik Woodring氏は9月16日付のレポートで、需要は懸念されていたより強い可能性があるとしています。根拠は生産と納期の組み合わせで、7〜12月のiPhone 18 Pro/iPhone 18 Pro Maxの生産は前年の6,000万台から7,100万台へ18%増えたのに、予約開始4日後の納期は2〜4週間と前年並みのまま縮んでおらず、増えた供給を吸収するだけの注文が入っているとのことです。

このうち中国では、端末販売を追うブロガーのRD観測氏によると、iPhone 18 Proシリーズの発売初日の販売台数が約32万2,800台と前年のiPhone 17 Proシリーズの約130%に達し、うち55.5%をiPhone 18 Pro Maxが占めています。予約段階でも、淘宝闪购では予約開始後1時間の取引額が前年の約2倍でした。

日本と米国は予約から発売後まで在庫に余裕

米国では逆に、予約開始3日後の9月15日にGF証券のアナリストJeff Pu氏が予約の出足を「鈍い」と評価しました。iPhone 18 Proはほとんどの構成が予約すればすぐ届く状態で、同氏は原因に機能の上積みの少なさと値上げを挙げています。オンラインの到着予定も、9月15日時点では9月30日〜10月7日、発売後の9月22日時点では10月6〜13日で、どちらも注文から2〜3週間後のままです。待ち時間は発売後も延びておらず、注文が積み上がる動きは出ていません。

日本でも、予約開始18時間後の9月13日には全16構成を発売日に店頭で受け取れる状態で、発売後は店頭で当日受け取れる組み合わせがむしろ増えています。Apple Store全11店舗×32構成の352件のうち、発売翌日の9月19日0時台には82だったものが9月22日には108になり、都内の各店ではiPhone 18 Proの16構成中7構成が当日受取可能です。一方でiPhone 18 Pro Maxは、店頭に残る構成が2TBだけです。

同じiPhone 18 Proが中国では発売初日から前年を上回り、日本では店頭在庫が増えていくのは、前年発売時から2割を超えた日本の値上げが響いているとみられ、モルガン・スタンレーが堅いとみる需要についても、足元では中国の伸びが目立っています。

日本で買うなら、前年のiPhone 17 Proが予約開始から約12時間で全構成2〜3週間待ちになったような争奪戦は今年はなく、iPhone 18 Proは発売から5日経っても店頭に当日持ち帰れる構成が残り、オンラインでも10月9〜17日には届きます。一方でiPhone 18 Pro Maxの256GB〜1TBだけは店頭から消えて10月17〜24日到着の約1か月待ちですが、中国では初日販売の半分以上をiPhone 18 Pro Maxが占めるほど売れており、日本での品薄は国内で売れたからというより、在庫を中国に持っていかれているためと考えられます。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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