欧州向けに投入されたバッテリー交換式のNintendo Switch 2とコントローラーが、米FCCの認証データベースに登録されました。また、GameCubeコントローラーの技適証明にも交換式の型番が追加されており、日本でもコントローラーだけでなく本体が交換式に切り替わる可能性が出てきました。
バッテリー交換式の本体とコントローラーが米FCCに登録。本体はWi-Fiアンテナも変更
2027年2月から適用されるEU電池規則の電池交換に関する要件では、利用者が製品の電池を容易に取り外し・交換できる設計にすることが求められます。そのため、任天堂はNintendo Switch 2と純正コントローラーをバッテリー交換式の改訂版へ置き換えると告知していましたが、対象は欧州などNintendo of Europeの取扱地域に限られていました。
交換式の本体は、現行版の型番BEE-001の末尾に(-01)が付いたBEE-001(-01)として9月に欧州の店頭へ並び始めており、コントローラーも今冬から順次切り替わる予定です。そんな中、このBEE-001(-01)の本体と、交換式のJoy-Con 2、Nintendo Switch 2 Proコントローラー、GameCubeコントローラーが米FCCの認証データベースに登録されていることが明らかになりました。
本体は当面後回しでも最終的には全世界で交換式に統一か。コントローラーは先に切り替えへ
FCCに登録された4製品のうち、本体の交換式モデルは機能が現行版と変わらない一方で、基板とヒートシンクを覆うカバーや電池を収めるケースと固定機構が加わる分、原価は上がります。任天堂は5月に国内価格を59,980円へ改定した後も、メモリ高騰に加えてサムスンの8nm値上げでコスト増が続いているため、交換式への切り替えはEU電池規則で義務になる欧州に限ってきたとみられます。
しかし、欧州向けだけを交換式にすると、カバーやバッテリーなど内部の部品が異なる2種類の本体を並行して製造し続けることになります。交換式で増える部品のコストより、この作り分けにかかるコストの方が重くなるため、最終的には本体も欧州仕様に集約され、日本を含む全世界で展開されると考えられます。今回のFCCへの登録も、北米で現行版の在庫がなくなった時点で交換式へ切り替えるための準備とみられます。
一方、交換式になっても電池容量が変わらないJoy-Con 2は、FCC資料のラベル表示から北米でも販売される見込みで、本体より先に欧州以外でも切り替えが進みそうです。GameCubeコントローラーも、日本の技適証明に交換式の型番であるBEE-021(-01)が9月10日付で追加されており、欧州と同じ2027年初頭以降に、背面のネジがY字からプラスに変わり、電池容量も約5%増えた交換式へ国内でも切り替わるとみられます。
日本に投入されても、本体もコントローラーも交換式を選んで買えない可能性
本体もコントローラーも現行版の在庫が尽きた時点で交換式に切り替わるため、欧州ではNintendo Storeなどのオンラインで交換式かどうかを選んで買うことができず、本体については店頭で箱を手に取り、製品コードやシリアル番号から確かめる必要がありました。そのため、日本に投入されても同様の運用になるとみられ、交換式を選びたい場合は、オンラインではなく店頭で箱を確かめて購入することになりそうです。


