Apple初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」の内側ディスプレイについて、Appleがサムスンディスプレイへ1枚あたり約250ドルを支払っているとの情報が明らかになりました。
Appleの折りたたみパネル調達先はサムスンのみ。契約は3年間の独占
iPhone Duoは内側の折りたたみOLEDパネルにサムスンディスプレイ製を採用しており、韓国メディアのThe Elecによると、サムスンディスプレイは2026年4月の時点で3年間の独占供給を条件として提示し、Appleもこれを受け入れたとされています。ヒンジは歩留まりが上がらず年内の生産見通しが4割減となる一方、パネルは6月下旬にAppleのモジュール量産認証を通過し、すでに生産が始まっています。

そんな中、WeiboのリーカーInstant Digital氏は9月11日、サムスンディスプレイがAppleとiPhone Duoおよび今後のモデル向け折りたたみパネルの3年間の独占供給契約を結び、Appleは内側パネル1枚あたり約250ドル(約3万8,500円)を支払っていると伝えています。
iPhone Duoの米国価格は1,999ドルからのため、内側パネルだけで本体価格の約8分の1を占める計算です。ただ、同氏が触れているのは内側パネルの単価だけで、外側のパネルや組立・検査の費用は含まれていない可能性が高く、画面まわり全体の原価はさらに大きくなるとみられます。実際に、パネル価格の高さは修理費にもそのまま反映され、内側ディスプレイの交換費用は18万円前後との予測も出ています。
The Elecによると、LGディスプレイはスマートフォン向けの折りたたみパネルを製造しておらず、BOE製のパネルもAppleの求める品質に届いていないとのことです。Appleは実質的にサムスンディスプレイ以外から折りたたみパネルを調達できない状態で3年契約を結んでおり、契約期間中は他社との相見積もりによって単価を下げることが難しくなります。
内側パネルは本体価格の8分の1を占めるうえ、Appleは3年間サムスンディスプレイからしか買えないため、2世代目のiPhone Duoでも内側パネルのコスト低下は期待しにくく、256GBで364,800円という国内価格が次のモデルで大きく下がることも期待しにくいと考えられます。加えて、メモリ価格など画面以外の部品が値上がりする懸念もあるため、もし折りたたみiPhoneを検討している場合は初代iPhone Duoの購入を考えた方がいいかもしれません。


