Nova Lake-Sの12コアXe3P内蔵GPUは単体で40W動作。L2キャッシュは20MBに増量

Nova Lake-Sの12コアXe3P内蔵GPUは単体で40W動作。L2キャッシュは20MBに増量
リーク評価
総合評価: 64%
的中率: 的中率: 4
実現性: 実現性: 3
発売までの時期: 時期: 3
具体性: 具体性: 3
整合性: 整合性: 3
情報源: Jaykihn

IntelのデスクトップCPU「Nova Lake-S」のうちXe3P内蔵GPUを12コア搭載するモデルは、チップ全体のPL2が154Wに設定されていることがリーク情報から明らかになりました。内蔵GPUには単体で40WのPL2が設定されています。

目次

内蔵GPU 12コア版Nova Lake-Sの電力枠が具体化。GPUに40Wを割り当て

デスクトップ向けNova Lake-Sの内蔵GPUは標準では最大2コアにとどまりますが、これとは別にXe3P内蔵GPUを12コア搭載するモデルが4月に確認されており、CPU部はP-Core 4基、E-Core 8基、LP-E Core 4基の合計16コア構成となっています。7月末にはフルのGPU性能を引き出すために65W級の電力供給設計が必要になることも判明していましたが、内蔵GPU自体の電力枠は不明のままでした。

The iGPU-specific PL2 is currently 40W.
The chip-wide PL2 is currently 154W.

Jaykihn -via X

リーカーのJaykihn氏が8月9日に投稿した情報によると、このモデルでは内蔵GPU単体のPL2が40W、チップ全体のPL2が154Wに設定されています。また、PL1については65Wになる可能性があるとも述べています。

これまで明らかになっていた65Wという値は、内蔵GPUそのものの消費電力ではなく、フル性能を引き出すためにマザーボード側へ求められる電力供給設計の区分を指します。Jaykihn氏によると、このモデルでは内蔵GPU向けの電力供給ライン(VCCGT)に特定の電源設計が必要で、この区分から外れると内蔵GPUの性能が低下するとのことです。そのため、内蔵GPUの性能を最大限引き出すには、十分なVCCGT電源回路を備えたマザーボードが必要になります。なお、いずれも現時点での値とされており、製品化までに変更される可能性があります。

チップ全体の154Wから内蔵GPUのPL2である40Wを単純に差し引くと、残りは約114Wとなります。これは現行Arrow Lake世代の非KモデルにあたるCore Ultra 5 245のPL1 65W/PL2 121Wに近い水準です。ただし、114WがCPU部に独立して設定されたPL2という意味ではなく、内蔵GPUが40Wを使用した場合の単純な差分となります。

内蔵GPUのL2キャッシュはPanther Lake比25%増の20MBに

Jaykihn氏は加えて、Nova Lakeの12Xe3PモデルのGPUには20MBのL2キャッシュが備わることも明らかにしており、これは現行Panther Lakeの12Xe3構成が備える16MBから25%増となります。

このL2はCPU側のキャッシュとは別に内蔵GPUが持つ専用のもので、DDR5のメインメモリと帯域を共有する内蔵GPUでは、メインメモリへのアクセス回数を減らし、メモリ帯域の制約を緩和する効果が期待できます。

このモデルの発売時期は、2027年第2四半期に投入が見込まれる枠に該当するとみられ、4月から6月ごろが目安になります。内蔵GPUの性能を最大限引き出すなら、154WのPL2を前提とした冷却に加え、内蔵GPU向けの電力供給を十分に確保したマザーボードを選ぶことが重要になります。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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