Google Pixelの顔認証で暗所の弱点を改善へ。画面で顔を照らす新機能を開発中

Google Pixelの顔認証で暗所の弱点を改善へ。画面で顔を照らす新機能を開発中

Google Pixelの顔認証で、暗い場所でも認証が通るよう顔を光で照らす新機能が開発中であることが、Android 17 QPR3 Beta 1のコードから明らかになりました。

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Android 17 QPR3 Beta 1に顔認証で顔を照らす新機能が見つかる

Pixelの顔認証はPixel 7から前面カメラだけを使う方式になっており、Pixel 8からは決済や銀行アプリへのログインにも使えるようになっています。しかし、カメラは周囲の光量に頼るため、暗い場所では認証が通らないことがあり、Googleもヘルプでそのように案内しています。

そのため、暗い場所でも安定して動くよう赤外線を使うとされる新しい顔認証「Project Toscana」が開発中であると2026年2月に報じられ、Pixel 11での搭載が期待されていました。ただ、この搭載は見送られ、Pixel 11シリーズは赤外線の部品を持たないままソフトウェアで暗い場所での認識精度を高める対応にとどまっており、製品ページでも真っ暗な環境での解錠まではうたっていません。

そんな中、10月2日に配信が始まったAndroid 17 QPR3 Beta 1のコードから、顔認証のときに顔を照らすとみられる「Face Active Illumination」という機能が準備されていることがAndroid Authorityの解析で明らかになりました。コードには明るさの倍率を決める項目のほか、暗い環境、おやすみ時間、サイレントモード中、運転中のそれぞれで照明を許可するかを決める項目があります。

さらに、同メディアはこの機能を強制的に有効化して設定画面を表示させており、項目は顔認証の設定の中に置かれ、明るさを3段階から選ぶスライダーと、場面ごとに照明を使うかを切り替えるトグルが並ぶとみられます。ただ、画面はまだほぼ空の状態にあり、文字列も難読化されているため、正式な名称は分かっていません。

赤外線ではなく画面の光で顔を照らす方式。既存のPixelでも使える可能性

何を光らせて顔を照らすのかはコードに書かれていませんが、赤外線であれば目に見えないため、iPhoneのFace IDと同じように、場面ごとに光らせるかどうかを利用者に選ばせる必要はありません。それにもかかわらず、おやすみ時間や運転中に照明を使うかを選ぶトグルが用意されているため、同メディアは赤外線ではなく、画面の輝度を上げて顔を照らす方式の可能性が高いとみています。この方式であれば、トグルは暗い場面で画面が急に明るくなるのを避けるためのものと説明がつき、Project Toscanaとは別の機能である可能性も十分あるとのことです。

また、画面で顔を照らす方法であれば新しい部品は要らないため、赤外線の部品を持たないPixel 11や、それ以前のPixelでも使える余地があります。ただ、コードには「端末がこの機能に対応していること」という条件があるため、ディスプレイの最大輝度やカメラの暗所性能などの制約から、すべてのPixelが対応できるわけではないと考えられます。

Face Active Illuminationが見つかったQPR3は、3か月ごとに配信されるAndroidの大型更新のうち、12月に安定版が予定されているQPR2の次にあたるため、安定版の配信は2027年3月ごろになる見込みです。この機能は設定画面がまだほぼ空という開発途中の段階にあるため、QPR3の安定版には入らず見送られることもありますが、実装されれば、暗い寝室で顔認証が通らずに指紋やPINへ切り替えていた場面でも、顔認証のまま解除でき、利便性が向上します。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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