Google Pixel 11の暗所での顔認証精度がPixel 10より向上。ただし仕組みは不明

Google Pixel 11の暗所での顔認証精度がPixel 10より向上。ただし仕組みは不明

Google Pixel 11シリーズの顔認証が、Pixel 10シリーズと比べて暗い場所での認識精度を高めていることを、Googleが製品ページで明らかにしました。

目次

顔認証の暗所改善はGoogleストアの記載のみ、発表では触れられず

Pixelの顔認証は、2019年のPixel 4で赤外線センサー一式を使う方式として登場した後にいったん姿を消し、Pixel 7でカメラだけを使う方式として復活した経緯があります。Pixel 8ではAndroidの生体認証で最も高い水準を満たし、タッチ決済や銀行アプリへのログインにも使えるようになりました。

ただ、カメラ方式は光量に頼るため、Googleのヘルプも暗い場所では顔認証が機能しないことがあると案内してきました。この弱点を埋める赤外線ハードウェア「Project Toscana」の開発は2026年2月に明らかになり、Pixel 11での搭載が期待されていましたが、リーカーのMystic Leaks氏が「まだリリースできる状態にない」として見送りを伝えていました。

しかし、Pixel 11やPixel 11 Proを含むPixel 11シリーズの製品ページには「顔認証がよりすばやく、確実に。暗い場所でも高い精度で認識できます。」と書かれていることが明らかになっています。この暗所での顔認証改善について、Googleは8月12日の発表では触れませんでした。

なお、Googleが説明しているのは「暗い場所での精度の向上」までで、真っ暗な環境での解錠までは主張されていません。加えて、改善の方法についてGoogleは何も説明しておらず、Pixel 8の顔認証を決済に対応させた2023年にもTensor G3と機械学習を挙げるだけで詳細を明かさなかったため、今回もソフトウェア側の処理によるものなのか、追加ハードウェアによる暗所対応なのかは判別できないとみられます。

仕様表の前面カメラとセンサー欄はPixel 10と同一

Googleストアの技術仕様では、Pixel 11の前面カメラは10.5メガピクセルのDual PD、絞り値ƒ/2.2、画角95°で、Pixel 10の記載と完全に一致します。センサー欄も近接センサーや環境光センサーなど6項目の構成が変わらず、赤外線や深度を扱うセンサーは追加されていません。また、前面カメラが42メガピクセルと別仕様のPixel 11 Proにも同じ文言が載っているため、前面カメラを新しくしたことで得られた改善とは考えにくい状況です。

ただ、Googleはカメラの暗所性能について、Pixel 11のメインセンサーの感度をPixel 10比で56%高めたとも記載しているため、暗所性能向上に伴って顔認証の対応照度が広がった可能性もあります。しかし、このあたりの挙動については不明点も多いため、8月20日の発売後に出てくる実機レビューなどで、暗所での顔認証精度がどれだけ向上したのかが明らかになると考えられます。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

目次