Googleが2026年8月20日に発売するPixel 11ですが、その分解動画が一足先に公開され、Pixel 10と比べてカメラなどの主要コンポーネントや内部構造がほとんど変わっていないことが明らかになっています。
Pixel 11の分解動画が登場もPixel 10と瓜二つの部品や内部構造が明らかに
Pixel 11は8月12日に発表され、チップがTensor G6へ変わったほか、モデムもサムスン製からMediaTek製へ切り替わっています。ただ、本体の寸法はPixel 10とほぼ同じで、外から見て分かる差は背面カメラバーの仕上げ程度にとどまっていました。
今回の分解動画は、歴代PixelやiPhoneの分解を続けているYouTubeチャンネルのPBKreviewsが公開したもので、同チャンネルが過去に公開したPixel 10の分解映像と見比べると、基板が本体上部にL字型で載り、その下に大きなバッテリー、最下部にUSB-C端子を含むサブ基板が入るという配置は共通しており、部品の位置や形もほぼ一致しています。

バッテリーを剥がすための緑色のプルタブも左下の同じ位置にあり、背面から基板やカメラへ到達するまでの手順は前世代から変わっていません。実際、PBKreviewsはPixel 11の修理しやすさを10点満点中8.5点と、Pixel 10と同じく高く評価しています。
なお、バッテリーはセルに印刷された型番がPixel 10のG20M7からGMAF3へ変わっており、部品としては別物です。ただ、公称容量は4,970mAhから4,985mAhへ15mAh増えただけで、外形も見比べて分かるほどの差はありません。
背面カメラは配置もレンズ径も共通、前面カメラのみ形状が変更

背面カメラのモジュールも、超広角・メイン・望遠の並び順とレンズの直径がPixel 10とほとんど同じで、カメラモジュールを筐体に固定する金属製ブラケット類の形は変わっているものの、カメラモジュール自体の大きさは同等になっています。ただ、Googleはメインカメラの光感度をPixel 10比で56%向上させたと記載しており、実際にメインカメラのレンズ部分はPixel 10と比べて若干異なっているため、メインセンサー自体には手が入れられていると考えられます。

前面カメラはPixel 10ではフレキシブル基板が一直線に伸びていましたが、Pixel 11ではモジュールの下へコネクターが回り込む形状に変わり、両機種で見分けが付くほど形が異なります。
ただ、Pixel 11の前面カメラは10.5メガピクセル、絞り値ƒ/2.2、画角95°と、仕様表の記載がPixel 10と完全に一致しており、カメラモジュールはPixel 10のものを流用していると見られています。加えて、分解映像の範囲でも赤外線の発光部や深度センサーにあたる部品は確認できていないため、Googleが製品ページで触れている暗所での顔認証精度の向上は、追加のハードウェアによるものではなく、ソフトウェア変更によるものと考えられます。


