NVIDIAは、GeForce Game Ready Driver 621.01 WHQLを公開しました。発売を控えた『Phantom Blade Zero』への最適化に加え、Hotfixで先行配信されていた修正2件が認証版に入っています。
GeForce Game Ready Driver 621.01の主な内容
621.01は、10月6日公開の617.42に続くWHQL認証版として10月21日に公開され、系列はRelease 615系からRelease 620系に切り替わりました。対応GPUは617.42と同じくGeForce RTX 5000〜2000シリーズとGTX 1600シリーズ、TITAN RTXです。
対応OSはWindows 11/Windows 10(64bit)ですが、NVIDIAはWindows 10のフルサポートを10月公開分までとしているため、11月以降は新しいGame ReadyドライバーはWindows 10に対応しません。
対応ゲーム・最適化
Game Ready対象は5本で、『Call of Duty: Modern Warfare 4』以外の4本は今回新たに加わったため、これらを最適化済みの状態で遊ぶなら621.01が必要です。
- 『Phantom Blade Zero』(10月28日発売):DLSS 4.5のDynamic Multi Frame Generationと、DLSS Ray Reconstructionに対応。
- 『Call of Duty: Modern Warfare 4』(10月23日発売):Advanced Shader Deliveryに新たに対応。
- 『Cyberpunk 2077』(10月22日アップデート):DLSS 4.5のDynamic Multi Frame Generationを追加。
- 『Crimson Desert Enhanced: Charting the Unknown』(10月29日発売):DLSS 4.5の各機能に対応。
- 『NBA 2K27』:シーズン2でDLSS 5のAIモデルを高速化したものに更新。
Advanced Shader Deliveryは、コンパイル済みのシェーダーをXbox PCアプリ経由でゲームと一緒に届け、プレイ中のカクつきを抑えるMicrosoftの仕組みです。ただ、Windows 11が前提のため、Windows 10ではこの恩恵を受けられません。
修正された不具合
修正は計7件で、『鳴潮(Wuthering Waves)』『Star Citizen』『Surviving Mars: Relaunched』のクラッシュなどのほか、次の2件が入っています。
- WQHD・360Hzのモニターで、ゲーム中に画面がときどき黒くフラッシュする問題を修正。
- 360HzのG-SYNC Pulsarモニターで、フレームレートが320FPSまで落ちる問題を修正。
この2件は、10月15日に公開されたとされるHotfix 617.70と同じ修正です。HotfixはWHQL認証がなく、サポートページから手動で入れる必要があったため、見送っていた人もNVIDIA appの通常の更新で受け取れます。
既知の不具合
一方、既知の不具合欄は今回「N/A」で空です。617.42にあった電源管理モード「Prefer Maximum Performance」の項目も外れましたが、修正リストに記載はなく、617.14でも一度消えて617.42で戻っているため、この設定を使う人は更新後に効いているか確かめておくと確実です。
また、修正された黒いフラッシュは360Hzのモニターでのゲーム中に限られ、616.56から報告が続くWindows操作中のちらつきや色味の変化は、系列が変わった今回も修正・既知のどちらにも記載がありません。そのため、この症状で610.88へ戻している人が621.01へ上げると、同じ症状が出る可能性があります。


