Galaxy Z Fold 9は折りたたみ時の厚さ7.9mmを目標に開発が進められており、画面下カメラの復活も検討されているとのことです。
Galaxy Z Fold 9は折りたたみ時7.9mm・展開時3.9mmが目標。Galaxy Z Fold 8 Ultraより1mm薄く
サムスンは2026年7月に、横が縦より長い新形状を採用したGalaxy Z Fold 8と、昨年までの縦長の形状を引き継ぐGalaxy Z Fold 8 Ultraを発表しました。Galaxy Z Fold 8は201gと歴代のGalaxy Z Foldで最も軽いモデルですが、厚さは折りたたみ時9.7mm・展開時4.5mmで、8.9mm・4.1mmのGalaxy Z Fold 8 Ultraより厚くなっています。
そんな中、リーカーのkro氏によると、サムスンはGalaxy Z Fold 9の開発を始めており、Appleの折りたたみiPhone「iPhone Duo」の直接の対抗機と位置づけているとのことです。厚さの目標は、初期のコンセプト設計では折りたたみ時7.9mm・展開時3.9mmとされており、このとおりに仕上がればGalaxy Z Fold 8より折りたたみ時で1.8mm、展開時で0.6mm薄くなります。歴代のGalaxy Z Foldで最も薄いGalaxy Z Fold 8 Ultraと比べても、折りたたみ時で1mm薄い値です。
| 機種 | 折りたたみ時 | 展開時 |
|---|---|---|
| Galaxy Z Fold 9(目標) | 7.9mm | 3.9mm |
| Galaxy Z Fold 8 | 9.7mm | 4.5mm |
| Galaxy Z Fold 8 Ultra | 8.9mm | 4.1mm |
| iPhone Duo | 11.3mm | 5.2mm |
ただ、折りたたむと本体の両側が重なるため、展開時3.9mmのGalaxy Z Fold 9は単純に2倍すると7.8mmになり、目標の7.9mmまでは0.1mmしか残りません。
現行のGalaxy Z Fold 8は、展開時4.5mmを2倍すると9.0mmですが、折りたたみ時は9.7mmと0.7mm厚く、Galaxy Z Fold 8 Ultraも同じく0.7mm厚くなっています。
これは、サムスンが公表する展開時の厚さには内側画面を囲む枠が含まれておらず、閉じると枠などの出っ張りが加わるためで、折りたたみ時の厚さは展開時の2倍にはなりません。しかし、目標の7.9mmに収めるには、本体を薄くするだけでなく、現行機で0.7mmあるこの出っ張りを0.1mmまで削ることになります。
画面下カメラを再び採用か。iPhone Duoと同じく内側画面の穴をなくす構成に
さらにkro氏によると、カメラを画面の下に埋め込んで画面の穴をなくす画面下カメラ(UDC)の採用が前向きに検討されているとのことです。この画面下カメラは、サムスンがGalaxy Z Fold 3からGalaxy Z Fold 6まで内側画面に使っていた方式で、当時のカメラは4MPでした。しかし、画質などの課題から2025年のGalaxy Z Fold 7からは画面に穴を開けるパンチホール式の10MPカメラに替わっており、Galaxy Z Fold 8の内側画面も同じパンチホール式です。
対抗機とされるiPhone Duoも内側画面に画面下カメラを載せているため、Galaxy Z Fold 9でUDCが復活するなら、Galaxy Z Fold 6までと同じく内側画面への採用とみられ、Galaxy Z Fold 8にある画面の穴がなくなります。ただし、UDCはパンチホール式より画質が悪くなるため、UDCが採用されればGalaxy Z Fold 9の内側カメラの画質は現行のGalaxy Z Fold 8より劣ることが確実となります。
Galaxy Z Fold 9を含むGalaxy Zシリーズの次世代モデルは2027年7月頃の登場が見込まれており、初期段階の目標はそれまでに変わる可能性があります。ただ、目標がそのまま残れば、厚さではGalaxy Z Fold 8 Ultraに及ばなかったGalaxy Z Fold 8に対し、Galaxy Z Fold 9は歴代のGalaxy Z Foldで最も薄いモデルとなり、折りたたみ時11.3mmのiPhone Duoと比べても3.4mm薄くなります。


