サムスンが折りたたみスマートフォン「Galaxy Z TriFold」の第2世代モデルの開発に着手していることが明らかになりました。来年はGalaxy Z9シリーズと合わせて、折りたたみ4機種体制となる見通しです。
第2世代Galaxy Z TriFoldは来年、Z9シリーズと同時登場か
韓国メディアET Newsによると、サムスンは次世代TriFoldプロジェクトの詳細をサプライヤーと共有しており、すでに開発の初期段階に入っているとのことです。
初代のGalaxy Z TriFoldは2025年12月に発売された、内側に2回折りたたむ構造の市販スマートフォンとして世界初のモデルで、開くと9.96インチのメイン画面、閉じた状態では6.49インチの外部画面が使える構成になっています。
第2世代の仕様はまだ確定していないものの、画面サイズは初代と同等になるとのことで、サイズを据え置くことでパネルやヒンジといった主要部品の設計を初代から引き継ぎ、量産性とコスト改善を優先する開発方針とみられます。
初代の約3万台限定から増産へ
初代は製造コストの高さから採算性よりも技術力の提示を優先したモデルで、生産は約3万台に限定されていました。しかし、初代で市場の需要を確認できたことから、最終決定はまだされていないものの、第2世代では生産量が増える見込みと伝えられています。
さらに開発開始が比較的早いため、初代のような単独の特別版としてではなく、来年(2027年)7月頃に登場するGalaxy Z9シリーズと同時にデビューする可能性もあるとのことです。Z9シリーズと同時の投入となれば、限定販売だった初代とは違い主力ラインの一角としての扱いに変わるため、販売地域は大きく広がる可能性があります。
S27 Proを含む「4+4」戦略
折りたたみ側の拡充と並行して、Galaxy S27シリーズには来年上期にProモデルが追加され、現行の無印、Plus、Ultraと合わせて4機種になるとのことです。これにより来年のサムスンは、上期にフラッグシップスマートフォン4機種、下期に折りたたみ4機種を投入する「4+4」体制になると伝えられています。
一方、ライバルのAppleが投入するiPhone Foldは今年9月に発表される見込みながら発売は先送りされ、出荷量も極めて少ないとされており、来年7月にTriFold第2世代が加われば、サムスンはiPhone Fold初代の立ち上がり期に折りたたみ機を4機種を投入するなどラインアップ数で対抗することを計画しているようです。なお、第2世代が日本含む販売地域はまだ不明ですが、約3万台の枠で初代を入手できなかったユーザーにとっては、来年7月が最初の現実的な入手機会といえそうです。


