Intel Arc A380の動作クロックが最新ファームウェアで7.5%向上。2 GHzから2.15 GHzに。

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Intel Arc A380の動作クロックが最新ファームウェア適用で7.5%向上。2.0 GHzから2.15 GHzが標準クロックに

IntelのArc Aシリーズについてはドライバーの更新を通じて発売当初のパフォーマンスに対して性能改善が進んでいますが、このArc AシリーズのエントリーモデルであるArc A380についてはグラフィックカードのファームウェアの最新版へ更新する事で動作クロックが向上するなど抜本的な性能が向上する事が明らかになりました。

Neowinによると、Intelが8月にリリースしたドライバーアップデートでは特にDirectX 11系ゲームのパフォーマンスが最大313%と大きく向上しましたが、このドライバーアップデートと同時に展開されたArc A380向けのファームウェアアップデートにてアップデート前に対してグラフィックカードの動作クロックが7.5%ほど向上している事が明らかになりました。

このファームウェアアップデートは主に安定性の向上、ファンの挙動の改善、バグ修正、HDMI接続との互換性の向上などがリストされており、特別な仕様のアップグレードは言及されていませんでしたがGPU-Zを確認すると、ファームウェアアップデート前のGPU動作クロックは2.0 GHzに設定されていましたが、アップデート後には2.15 GHzに向上しています。また、併せてピクセルおよびテクスチャフィルレートも64 GPixel/sと128 GTexel/sから68.8 GPixel/s&137.6 GTexel/sに向上しました。

なお今回のファームウェアアップデートではユーザーに対してグラフィックカードのファームウェアアップデート作業がユーザーに分かるように変更されており、フリーズや不具合などを疑ってグラフィックカードのファームウェアアップデート中に再起動すると言う事態を防ぐようにも改められているようです。

今回の7%の動作クロック向上がゲーミング時のパフォーマンスにどれだけ影響するかなどはまだ明らかにされていませんが、Intel Arc A380についてはドライバーの完成度が低かった発売当時でもGeForce GTX 1650と同等性能を発揮していたため、ドライバーの完成度が向上している事や今回の動作クロック向上に伴い確実にGeForce GTX 1650を上回る性能を発揮できると言えそうです。価格もGTX 1650とArc A380は同じ1.9万円台から購入が可能でValorantやCS:GOなどグラフィックス負荷が軽いゲームなどをプレイする際にはArc A380は最適な選択になるかもしれません。

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