Apple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4で、心拍センサーが終日連続して記録を続ける機能がテストされていることが明らかになりました。
外観は据え置きのまま、Apple Watchの心拍の測り方が変わる
Apple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4は、7月の時点で外観に目立つ変更のない新チップ中心の更新になると伝えられており、9月9日(日本時間10日午前2時)の発表会でiPhone 18 Proや折りたたみのiPhone Ultraと並んで披露される見込みです。
Bloombergによると、Appleはこの2機種で心拍センサーを終日動作させ、継続的にデータを集める仕様をテストしているとのことです。現行のApple Watchはワークアウト中だけ心拍を連続で記録し、それ以外の時間は電池の消費を抑えるために断続的にしか測っていないため、この仕様が載れば日常の時間帯に取れる心拍データの細かさが変わります。
その連続データはiPhone側の見せ方にも関係し、AppleはApple HealthとApple Fitnessの両アプリを刷新して、OuraやWhoopのように身体の状態に関する指標をより多く表示する計画とされています。心拍をより細かく記録できるようになれば、こうした指標に使えるデータも増えることになります。
ただ、心拍を終日記録し続ける動作は消費電力に直結します。Apple Watchのプロセッサー性能に目立った向上があったのは2023年のApple Watch Series 9とUltra 2が最後でしたが、まもなく発表されるApple Watch Series 12とUltra 4ではSeries 9以来となる性能向上が見込まれており、常時記録の実装を後押しする可能性があります。ただし、Bloombergは常時心拍記録をテスト中の機能として伝えており、製品版に載るかはまだ確定していないとのことです。
セラミックケースは白とダークグレーをテスト。全面刷新は2027年
セラミックは過去に最上位グレードのApple Watchで用意されていた素材で、その後ラインアップから姿を消していましたが、BloombergによるとApple Watch Series 12でこれがケースの選択肢として復活し、Appleが白とダークグレーの2色をテストしているとしています。最上位グレードで使われてきた素材が戻れば価格帯の上限も引き上がると見られており、日本では7月にApple Watchを含む製品が値上げされているため、セラミックモデルが加われば価格帯の上限はさらに上がる可能性があります。
一方で素材は変わるものの、筐体デザインはSeries 11とUltra 3から変わらず、新しいバンドの色を除けば見た目はほぼ据え置きで、完全に再設計されたモデルの登場は2027年とされています。また、8月には2028年以降に丸形や画面なしを含むラインアップ全体の見直しも検討されていると伝えられており、2027年の再設計は単一モデルの作り直し、2028年以降の見直しはラインアップ全体の再編という、段階の異なる計画とみられます。
そのため、外観の刷新を待つなら2027年まで待つことになりますが、現行デザインで問題がなく、健康データをより詳細に取得することが目的なら、9月9日に発表される見込みのApple Watch Series 12の購入を検討してもいいかもしれません。


