Google Pixel 9a が正式発表前に本体が流出。レビューまでされてしまう。
Googleは次世代エントリー向けスマートフォンとしてラインアップされるPixel 9aについて2025年3月19日(水)に正式発表し、翌週3月26日(水)に発売すると言われていますが発売はおろか発表を前にしてPixel 9aが販売されているのか一部レビューアーが開封動画に加え、実機を使ったベンチマークやストレステストなどを行うレビュー動画を投稿しています。



発売前にPixel 9aのレビュー動画を投稿したのはSahil Karoulと言うドバイに拠点を置くYoutuberで、良くあるスマートフォンのレビュー動画のようにパッケージの開封や同梱物の確認などに加え、AnTuTuやGeekbench 6などのベンチマークに加え3DMark Wildlife Extremeなどのストレステストも行われています。


AnTuTuとGeekbench 6のベンチマークは数日前にリークされた結果と同じため、Sahil Karoul氏がレビュー動画撮影時に計測された結果がリークされたものと見られています。
Google Pixel 9a のベンチマーク結果が登場。なぜかPixel 8aより低い性能に
AnTuTu (Total) | AnTuTu (CPU) | AnTuTu (GPU) | Geekbench 6 Multi | Geekbench 6 ST | |
---|---|---|---|---|---|
★Pixel 9a | 1049844 | 260567 | 434441 | 3344 | 1530 |
Pixel 8a | 1072406 | 312775 | 379528 | 3407 | 1514 |
Pixel 9 | 1125355 | 321891 | 490471 | 4757 | 1980 |
Pixel 8 | 1017180 | 301485 | 342150 | 3843 | 1533 |
結果は先代のPixel 8aに対してAnTuTuでは若干劣るものの、同等性能でありPixel 9aでは最適化が不足しているのか、Tensor G4のパッケージング技術の違い、それかGoogleは性能向上よりバッテリー持続時間向上などのために性能を抑えている可能性がありそうです。


3DMark Wild Life Extremeストレステストでは初回動作では2604ポイントを記録しており、2450ポイント台前後を記録するPixel 8aより6%ほど性能向上が記録されています。一方で、ストレステストの結果は20回のテストの内、性能の安定性は59.1%と記録され、温度は最大46℃を記録しています。先代のPixel 8aでは安定性は65~70%を記録しているためかなり低くなっていますが、Pixel 9aに関しては開始時の温度が37℃とかなり高めで始まっているためPixel 8aと条件を整えれば同等レベルの安定性が記録されると考えられます。
Pixel 9aではメインカメラのセンサーが先代のPixel 8aから変更され、センサーサイズが縮小しているため画質に対する懸念がありますが、レビュー動画ではPixel 9aで撮影した写真や動画のサンプルも掲載しておりPixel 9aで期待できる画質も確認することが出来ます。ただ、先代のPixel 8aとの比較は挙げられていないためカメラセンサーの違いがどれだけの差を出すのかまでは不明です。
Pixel 9aは冒頭で紹介した通り2025年3月19日(水)に正式発表し、翌週3月26日(水)に発売予定で販売価格は北米ではPixel 8aから価格据え置きとなる$499で販売される予定です。
日本での販売価格は不明ですが、為替動向が先代のPixel 8a発売時の$=156円から現在は$=150円を切っているためPixel 9aはPixel 8aと同じ72,600円での販売が期待できるほか、円高が反映されればPixel 7aで見られた7万円を切る価格の実現にも期待できると言える状況でiPhone SE3の後継モデルのiPhone 16eが大きく値上げされたため価格次第では大ヒットを記録できるかもしれません。
Exclusive Google Pixel 9a Unboxing with Benchmark || Camera shots|| Gameplay || Speaker & Display | Sahil Karoul
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