AMDは Radeon RX 9070 XT 向けGPUをAIBによって出荷量を調整。主要と非主要AIBで供給量に大きな差がある模様。
AMDのRadeon RX 9070 XTやRX 9070は高いコストパフォーマンスを背景に世界各国で比較的人気のグラフィクスカードになっており、日本を含む世界各国でNVIDIAほどではないものの品薄傾向になっています。そのため、各社AIBでは在庫確保に向けて動いていると見られていますがどうやらAMDはグラフィクスカード製造に必要となるGPUダイの供給量をAIBによってグループ分けし、優先的にGPUを供給するグループとそうでないグループで分けていることがリーク情報から明らかになっています。

博板堂に投稿された内容によると、AMDはRadeon RX 9070 XTやRX 9070に必要なNavi48 GPUの供給について『主要パートナー』と『非主要パートナー』の2グループに分けており、両者の間に大きな差をつけているようです。この中で主要パートナーに名を連ねるのはPowerColor、XFXなどAMDを主に扱うAIBのほかにASUSやVastarmorと呼ばれる中国で有名なAIBも含まれています。
一方で非主要パートナーとして分類されているのはYeston、Acer、GIGABYTE、ASRockなどが対象となっているようです。
主要と非主要で分けられる基準は不明ですが、主要パートナーではAMDのみを扱っていることや、ASUSやVastarmorのようにある特定の地域で強力なプレゼンスを持っている点が考慮されているようです。一方で、非主要パートナーではNVIDIA製モデルも扱っている点や、カスタムモデルのラインアップが少ないことも考慮されている可能性もあります。
この供給の優先順位の違いによりRadeon RX 9070 XTなど人気モデルに関しては主要パートナーのモデルほど入手しやすい状況が発生すると考えられるほか、MSRPモデルの供給も優先的に行われる可能性があります。ただ、特定ブランドへ供給が集中することで消費者側の選択肢が制限されたり、利益が薄いと言われているAIBの収益を圧迫し、MSIのようにRadeon GPUの供給を取りやめるなどの事態が発生しないか若干懸念が残る対応とも言えそうです。

