GeForce RTX 5060 のスペックが判明。RTX 4060よりCUDAコアが25%と大幅増もVRAM容量が懸念に

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GeForce RTX 5060 のスペックが判明。RTX 4060よりCUDAコアが25%と大幅増もVRAM容量が懸念に

NVIDIAは2025年4月にGeForce RTX 5000シリーズの中でミドルレンジモデルにあたるGeForce RTX 5060シリーズを発売すると言われており、既にこの中で上位モデルのRTX 5060 TiのCUDAコア数などのスペックがリークしていましたが、今回この中で下位モデルかつ普及モデルにあたるGeForce RTX 5060のCUDAコア含めたスペック情報がリークされました。

Kopite7kimi氏からのリーク情報によると、GeForce RTX 5060ではミドルレンジ向けGPUのGB206 GPUを搭載し、CUDAコアは3840コアが有効化されているとのことです。また、VRAM仕様は128-bitのバス幅となり、GDDR7を8GB搭載するとのことです。また、TGPは150Wほどになるようです。

現行のRTX 4060はCUDAコアは3072コアで、VRAMは128-bitのバス幅で17Gbps動作のGDDR6を搭載することから帯域幅は272 GB/sとなり、容量は8GBでTGPは115Wになっています。

スペック的にGeForce RTX 5060はRTX 4060に対してCUDAコア25%とGeForce RTX 5000シリーズの中では2番目の大きなコア増加率を記録し、TGPも35Wと電力が盛られているほか、GDDR7化により帯域幅が448 GB/sと56%向上することからRTX 4060 Tiに迫る性能を記録すると考えられます。

ただ、懸念材料としてRTX 5060はVRAM容量が8GBに留まるため、最新タイトルで高解像度なテクスチャーを使用するゲームや、そもそも1080pを超えるような解像度でプレイすると言った用途ではVRAM容量がボトルネックとなり近い将来高めの性能を発揮できなくなる恐れがあるため将来的に追加モデルとして3GBのGDDR7モジュールを採用した12GBモデルなどが追加されることが期待されます。

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