GeForce RTX 5090 の抽選を巡りパソコン工房で警察沙汰の騒ぎ。多くの量販店がWEB抽選に切り替えへ
NVIDIAのGeForce RTX 5090とRTX 5080は2025年1月30日に発売されたNVIDIAの次世代グラフィックカードですが、特にこの中で最上位モデルに位置するRTX 5090では先代モデルに対して大幅な性能向上は見られていませんが、最高性能のグラフィックカードそして発売日時点では在庫がほとんどないという希少性から熱狂的なファンそして、転売ヤーが注目するグラフィックカードとなっています。
そんなGeForce RTX 5090ですが、秋葉原に店舗を構えるパソコン工房秋葉原パーツ館にて1月30日の23:00販売を行うべく、15:00から抽選販売を実施していましたがこの抽選販売を巡り警察沙汰の騒ぎ、そしてX上では販売方法を巡り炎上しトレンド入りまでしてしまう事態になってしまっているようです。
ことの経緯はGeForce RTX 5090およびRTX 5080について1月30日(木)23:00より販売を行う予定でしたが、入荷本数がRTX 5090は10点、RTX 5080は47点とかなり少ないことから両モデルともに事前に抽選と会計を済ませるという形で販売されることが1月30日11:00にアナウンスされました。
この抽選券についてはRTX 5090は15:00~16:00の間に先着100名まで配布される予定で、15:00より前に並ぶことは近隣の迷惑になることから禁止されている状態でした。しかし、15:00より前から並ぶ人が続出し、最終的には店舗から100m以上列が伸び、300人以上が並ぶ事態となりました。
ただ、この抽選券についてはルール違反でもあったはずの15:00以前から並んでいた人にほとんどが配られてしまった他、転売目的の中国人同士でトラブルも発生し待機列に位置していた幼稚園のフェンスをよじ登り看板を破壊するなどカオスな状態となってしまい、最終的には警察も出動する騒ぎとなってしまったようです。
また、今回の抽選販売されたRTX 5090ですが、10枚中少なくとも2枚は中国人転売ヤーに渡っているようで、中国SNS上では転売を持ちかける投稿もされています。ちなみに抽選番号6番と7番と記載までされた状態で投稿されているため、パソコン工房側がこのまま販売したとしたらさらなる批判は免れないと言えそうです。
自身は現場にいた訳ではないのでXの情報メインですが、中国語が飛び交っていたという情報も多数あるので転売をメインで稼いでいる人の他に、春節を利用して日本に来ている観光客がついでに参戦という者も多いと考えられます。特に、中国では弱体化されたRTX 5090Dしか入手できないため、通常版のRTX 5090は中国本土で高く売れる可能性があり、それらを狙った中国人も多く参戦していたと考えられ、このような騒ぎになった可能性が高いと言えそうです。
抽選会場一覧|NVIDIA GeForce RTX 5090の予約・抽選情報と仕様について
なお、この惨状を受けてパソコン工房秋葉原パーツ館と同様に実店舗で抽選販売を実施予定だった多くの店舗がWEBで抽選を受け付ける形に変更されています。ですので、同様の事例は防げる他、抽選日当日に実店舗まで足を運べない人も参加できることになるので気になる人はオンラインストアでの抽選ならびに実店舗独自にやっているWEB抽選会を公式Xなどで探してみると良いかもしれません。
コメント
コメント一覧 (2件)
いくら対中規制してもJAPからすり抜けるんじゃ日本も輸出規制対象だな、ってなるのが本当に恐ろしい
保育園の関係者、本当に申し訳ない。。
これだから人民は嫌われるんだよ
率先して嫌われる事をしてるんだかあら