お蔵入りになったデスクトップ向けMeteor LakeのES品が出現。市販のマザボで使うと爆発する?

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デスクトップ向けMeteor Lake-SのES品が登場。市販のマザボで使うと爆発する可能性

Intelでは2023年に投入予定の第14世代デスクトップ向けCPUとして現在はRaptor Lakeの改良版であるRaptor Lake Refreshを準備していますが、当初の予定では第14世代デスクトップ向けCPUとしてMeteor Lake-Sがラインアップされる予定でした。しかし、このデスクトップ向けMeteor Lake-Sは先代のRaptor Lakeの最上位コア構成である8P+16Eを大きく下回る8P+8Eまたは6P+8Eが最大構成になるなど開発中に何かしらの不具合に見舞われてしまいお蔵入りとなったと言われています。

そんなお蔵入りになってしまったデスクトップ向けMeteor Lake-Sについて初期のES品であるQDF4品を写した画像がTwitter上で出現しました。

Meteor Lake-SのサンプルはヒートスプレッダーなどはRaptor Lakeなどと同じく長方形型にはなっているものの大きさは若干大型化している見た目になっています。

他には側面の金色のパッドとキャップの位置付けは、既存のCPUには見られておらず新たに追加されています。そして最大の変更点は、CPUを固定するソケットのための2つのノッチです。現行のRaptor Lakeなどでは合計4つのノッチがありますが、このMeteor Lake-Sに対応するLGA1851では右側2つのノッチしか存在せず、現行のLGA1700とは異なる位置に設けられています。

このMeteor Lake-Sのサンプル品はYuuKi_Ans氏によると2022年8月下旬に製造されたCPUで、CPUのパッケージングを行う治具の確認とラジエーターやマザーボードの冷却関係の確認用に製造されたCPUで本物のダイは含まれておらずただの抵抗器が備えられているだけである可能性が高いとのことです。

実際にこのQDF品はかなり曲者の様で動作する事を期待して市販のマザーボードに放り込み動作させるとマザーボードが爆発(恐らく発煙)する危険性があるとのことです。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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