Google Tensor G4のベンチマークが登場。コア数が減少し性能も低め?

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Google Tensor G4のベンチマークが出現もコア数が減少し性能も低め。

Googleが次世代Pixelで搭載が予定されているTensor G4では現行のPixel 8に搭載されているTensor G3のリフレッシュ版になるとみられています。

現行のTensor G3は同年に登場していた競合のハイエンドSoCのSnapdragon 8 Gen 3やDimensity 9300などに対して性能が大きく劣るなどPixel 8のハードとソフトのバランス含めた完成度は高いものの、スペックを要求されるゲームなどでは競合に対してかなり劣る結果になっています。

今回そんなリフレッシュ版にあたるTensor G4のGeekbench 5のベンチマーク結果が登場し、現行のTensor G3に対してコア数が減る可能性が出ています。

Google Pixel 8 Pro vs Google Tokay – Geekbench

今回出現したGeekbench 5のスコアは試作品と見られるモデルでモデル名はGoogle Tokayと記載されるなどGoogle Pixel端末であると考えられます。このベンチマーク結果に掲載されているSoCの仕様は8コア構成になっており、性能が高いコアから順に1+3+4構成になっています。また、動作クロックは性能が最も高いプライムコアが3.1 GHz、Pコアが2.6 GHz、Eコアが1.95 GHzに設定されています。

このコア構成は現行のTensor G3の9コアに対して1コア減っています。減ったコアはPコアでTensor G3は4コアでしたが、今回のTensor G4と見られるSoCでは3コアになっています。

今回のTensor G4はTensor G3のリフレッシュモデルになると見られていましたが、コア数が1コア減らされている理由は定かではありません、また、過去に登場したリークに反してTensor G4がExynos 2300ではなく、最新鋭のExynos 2400をベースにしたとしても、Exynos 2400では1+5+4構成の10コアSoCになるため今回登場したTensor G4とは異なる構成になっています。

なお、ベンチマークのスコアはシングルコアが1082ポイント、マルチコアが3121ポイントと低いスコアになっています。これは初期の試作段階であることが原因と言えますが、量産段階になってもコア数が減ってしまっているため、2024年に登場予定のSnapdragon 8 Gen 4やDimensity 9400などに対抗することは困難と言えそうです。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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