Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6のGeekbenchが登場。最大5.01GHzもマルチコアは現行を15%下回る

Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6のGeekbenchが登場。最大5.01GHzもマルチコアは現行を15%下回る

Qualcommの次期フラッグシップSoC「Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6」を搭載するとみられる端末のベンチマーク結果が登場し、CPUコアのうち2基が最大5.01GHzに設定されていることが明らかになりました。

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Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6はGen 5に対してスコア変わらず?

SM8975はQualcommが2026年秋に投入する次世代フラッグシップSoCの上位版で、2026年3月には標準版のSM8950と共通してプライムコア2基、高性能コア3基、高効率コア3基の8コア構成を採用し、TSMCの2nmプロセスで製造されるとリークされていました。このときAdreno 850やLPDDR6対応で標準版と差別化されることも伝えられ、8月には名称がSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6になるとリークされています。Qualcommは9月22日に2機種のフラッグシップSoCを公開すると予告済みですが、名称・スペックとも公式には発表していません。

こうした中、Geekbench 6.7.1にvivo V2606Aという型番の端末が登場しました。CPU名の欄にはSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6に割り当てられる見通しの「SM8975」と表示され、8コアの内訳は3基が最大3.74GHz、3基が最大4.03GHz、残る2基が最大5.01GHzです。メモリは14.87GB、OSはAndroid 17で、スコアはシングルコア3,434、マルチコア9,334を記録しています。

一方、現行のSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載する市販機の平均スコアはシングルコア3,631、マルチコア10,940で、今回の結果はこれをシングルコアで約5%、マルチコアで約15%下回っています。

スコアの低さは開発中の個体であることが響いているとみられますが、2025年8月に前世代の試作機が同じGeekbench 6に登場したときはPコアが仕様値4.74GHzより低い4.0GHzに制限されており、製品版へ向けて最大クロック自体に大きく伸びる余地が残っていました。今回はすでに最大5.01GHzと表示されているため、設定上の最大クロックをさらに引き上げる余地は前世代ほど大きくないと考えられます。ただし、5.01GHzを実際の負荷中にどの程度維持できるかは別の問題です。

加えて、Gen 5がプライムコア2基+高性能コア6基の構成だったのに対し、Extreme Gen 6では高性能コアのうち3基が高効率コアへ置き換わるため、マルチコアの落ち込みにはこの構成変更や、最大5.01GHzという超高クロック設定に伴う熱・電力面の制約なども影響しているとみられます。

ただ、8月に流出したAnTuTuでは前世代比で最大17%の伸びを記録しており、同じチップでもベンチマークや端末によって評価が割れています。なお、Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6は9月22日から始まるSnapdragon Summit 2026で正式発表されるとみられ、同日以降に搭載スマートフォンが各社より正式発表される見通しです。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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