NVIDIA GeForce RTX 5090 の電源コネクターは1口に。電源ユニットメーカーが明言

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NVIDIA GeForce RTX 5090 の電源コネクターは1口に。電源ユニットメーカーが明言

NVIDIAが2025年1月に発表予定のGeForce RTX 5000シリーズ、最上位モデルのGeForce RTX 5090ではCUDAコアを21760コアと512-bitのGDDR7を32GB搭載するなど非常に高いスペックである一方、消費電力が最大600Wになることから、12V-2×6電源コネクターを2口必要とする可能性が指摘されていました。しかし、このRTX 5090の電源コネクター数について、電源ユニットを供給するサプライヤーによると、RTX 5090は12V-2×6コネクターを1口しか搭載しないことが明らかになりました。

Segotepと呼ばれる、Colorfulなどに電源ユニットを供給している中国メーカーが、Bilibiliにて「RTX 5090に16pin (12V-2×6)が2つ搭載されている心配はないのか？」という質問に対して、Segotepが「すでにRTX 5090のデータは入手しており、12V-2×6を2口搭載する可能性はない。来年1月にまた会おう」と返信し、RTX 5090で12V-2×6が2口搭載される可能性を否定しています。

RTX 5090では消費電力が最大600Wとされており、12V-2×6で供給可能な電力の最大値に設定されていますが、NVIDIAがグラフィックスカードで公表している消費電力は最大値であり、一般的なゲーミングやAI処理などにおいて公表されている消費電力をフルで使用するケースはほとんどないため、12V-2×6を1口しか搭載しないというのは現実的と言えます。実際に、RTX 5090のリファレンスモデルであるFounders Editionでは1口搭載という話がリークで出ているため、リファレンス基板も同様になると考えられます。仮に2口搭載するモデルが出たとしても、それはオーバークロックに特化した特殊モデルであり、一般ユーザーは12V-2×6（12VHPWRでも可）を搭載する1200W程度の電源ユニットさえ持っていればRTX 5090を搭載することは容易と言えそうです。