
NVIDIA GeForce RTX 4060 TiとRTX 4070の価格下落に歯止めかからず。RTX 4060 Tiは3週間で5%値下げ。RTX 4070は8.8万円まで値下げへ
NVIDIAのGeForce RTX 4070やRTX 4060 Tiについては発表後から発売後まで一貫して評価は低く、先代モデルに対して1ティア上がる程度の性能となっていますが、価格も同様に1ティア分上がりコストパフォーマンスが非常に悪いモデルとなっています。
そのため、RTX 4070については発売直後の4月は生産が停止され、その後も売れなかったため生産停止が6月まで延長されています。また、RTX 4060 Tiについては発売前から売れない事を見越して一部量販店は新モデルにも関わらず入荷を見送ったほか、発売後1時間で定価を下回る価格で販売されるなど両モデル共にあまり売れていないモデルになっています。
そんなRTX 4070とRTX 4060 Tiについて海外や日本において売れていないため市場原理が働き価格が更に下落しているようです。
RTX 4060 Tiは発売後3週間で定価より3000円値下げ。それでも販売ランキングは50位にも入らず。
GeForce RTX 4060 Tiについては発売は2023年5月24日に行われており、発売当時の最安値価格は税込み67,800に設定されていました。

しかし、発売から丁度3週間後の6月15日時点では一部のRTX 4060 Tiは65,000円を下回る価格での販売が行われており、発売当初より3000円の値下げが行われた状態になっています。
この値下げにより、性能面で同等レベルのRTX 3070より安くはなっているのですが、次はVRAM 8GBと言う点がネックとなっているのか販売ランキングは最安値モデルでも56位とTOP 50にすら入る事が出来ていない状態になっています。
なお、6.5万円に対して追加で5000円支払えば10%性能が高く、メモリー面ではGDDR6Xでバス幅も256-bitなど1440pでも快適なプレイが可能なGeForce RTX 3070 Tiにも手が届くため、6.5万円程度であればRTX 3070 Tiなどを購入した方がお得かもしれません。
また、メモリー容量が心配であれば10GBのVRAMを持ち価格は5万円ジャスト近いRadeon RX 6700や12GBのVRAMを持つRadeon RX 6700 XTなども選択肢として出て来るため、RTX 4060 Tiについては6万円以下ぐらいまで下げないと売りにくい商品と言えそうです。
GeForce RTX 4070は生産を一時停止中だが価格下落に歯止めがかからない状態に。
RTX 4070については冒頭で紹介した通り、発売後に生産が一時停止となり、6月15日現在も生産が一時的に行われていないグラフィックカードにはなるのですが、未だに在庫が大量にあるのか値下げは止まらない状況になっています。

GeForce RTX 4070については発売当初は99,800円で、RTX 3080とほぼ同じ価格で登場しましたがそのような価格ではほとんど売れなかったことから発売された4月から5月にかけては1ヵ月毎に5000円ほどの値下げが行われていました。そして、6月に入るとさらに1000円の値下げが行われ、結果的に発売時から12%、価格にすると11,800円の値下げが行われており、NVIDIAが生産一時停止で意図していた価格維持についてはあまり上手く行っていない事が伺えます。
ただ、RTX 4060 Tiと異なるこのRTX 4070では販売ランキングは3位に位置するなど比較的好調と言えます。この原因としては価格が下がってきている事もある他、同等性能を持つRTX 3080を5000円ほど下回る価格となっている事も大きな要因と言えそうです。
この中でRTX 4070については売れ始めている事からこれ以上の値下げはあまり期待できないかもしれません。一方でRTX 4060 Tiについてはあまりにも売れていないため、今後も値下がりが続くことが期待されます。個人的にはRTX 4060 Tiに払っても良いと思える金額は6万円以下ですので、この価格を下回り始めると多少は売れ始めるかもしれません。ただ、一方でAMDもRadeon RX 7700やRX 7800なども準備しているため、AMDの出かた次第ではさらに価格が下がる事も期待したいところです。

