Radeon RX 9070 XT もアリバイ価格を展開？ 初回在庫以降は13万円近辺で販売される見通し？

Radeon RX 9070 XT もアリバイ価格を展開？ 初回在庫以降は13万円近辺で販売される見通し？

AMDが3月6日（日本は3月7日）から発売したRadeon RX 9070 XTとRX 9070は市場を寡占するNVIDIA製グラフィックカードが不足する真っただ中に高いコストパフォーマンスを発揮することから高い注目を集めていました。

そのため、海外では発売日に行列が出来るほどの人気を集めたほか、日本でも抽選販売を中心に販売されたほかオンラインで先着販売される量販店でも30分程度ですべてのモデルが完売になるなど高い注目を集めていますが、Radeon RX 9070 XTの魅力の1つでもあるコストパフォーマンスですが、今後入荷されるモデルでは価格改定が実施され、全体的にコストパフォーマンスが悪化する可能性が高くなっているようです。

イギリスやスウェーデンなど海外の量販店によると、AIBや代理店側から初回出荷分以降に入荷されるグラフィックカードはメーカー希望小売価格(MSRP)より高価になる方向で、初回在庫を逃すとMSRPを上回る価格帯で販売されるRadeon RX 9070 XTやRX 9070しか手に入らなくなる見込みで、俗にいうアリバイ価格が展開されていたことを明らかにしています。

日本も海外と同様に初回入荷分以降は値上げされる可能性が高く、112,980円で販売されているRadeon RX 9070 XTには型番の末尾にAMDと付けられています。一方で、同じ型番でAMDと付いていないモデルは軒並み138,000円台で販売されているため、初回入荷分以降に103,800円台でRadeon RX 9070 XTを購入することは困難になると見られています。

ASUSのRadeon RX 9070 XTでは『PRIME-RX9070-O16G/AMD』、SAPPHIREでは『11348-03-20G/AMD』と言う形で末尾にAMDと言う型番が入れられている一方で、同じ仕様のモデルは137,800~138,800円で販売されるなど価格に大きな差が出ており、末尾にAMDと付けられた型番のモデルは発売日にのみ登場し、今後しばらくの間は13万円ぐらいで販売される見通しになると言えそうです。

アリバイ価格やりません https://t.co/5kA9bZxFup

— ASRock Japan (@AsrockJ) March 6, 2025

なお、アリバイ価格以降のRadeon RX 9070 XTについては、ASRockが「アリバイ価格やりません」と明らかにしているため、今後はRadeon RX 9070 XT Steel Legend 16GBが128,800円と13万円を切る価格で手に入れられることが出来るため、今後もコストパフォーマンスの観点ではRadeon RX 9070 XTがNVIDIAのGeForce RTX 5070 Tiに対して優位と言う状況が続きそうで、グラフィックカードのシェアにどれぐらい影響を与えるのか、またNVIDIAが今後価格の改定など対策に取り組むのかなど動きに注目が集まります。

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