PS6でドリフト対策へ? ソニーがTMR対応アナログスティックの特許を出願

PS6でドリフト対策へ? ソニーがTMR対応アナログスティックの特許を出願

ソニーが、スティックドリフトの原因となる摩耗部品を使わずにスティックの傾きを検知する、非接触式アナログスティックの特許を出願していることが判明しました。

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ドリフトの原因となる摩耗部品をなくす非接触スティック

DualSenseを含む現在の一般的なコントローラーは、ポテンショメータと呼ばれる電気接点でスティックの傾きを検知しており、この接点が摩耗すると、スティックに触れていなくても勝手に入力が発生するスティックドリフトが起こります。ソニーはDualSense Edgeに交換可能なスティックモジュールを採用していますが、これは摩耗したモジュールを交換して対処する仕組みで、摩耗そのものをなくすものではありません。

この摩耗に踏み込んだ特許を、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が2025年後半に出願しており、2026年7月上旬に公開された内容をCheat Happensが発見しました。特許では、非接触でスティックの傾きを検知するセンサーを用いるため、長期間使用しても高い精度で動きを検出できるとされており、接点の摩耗というドリフトの根本原因を設計段階から取り除く構成になっています。

バネ復帰と回転抑制で操作性も改善

検知方式は特許の記載は「非接触」と記載されており、具体的な検知方式には磁気センサーやMR、TMRセンサーを例として挙げています。また、特許にはこのセンサーに加えて、スティックを中立位置へ一貫して戻すバネ式の復帰機構と、精度向上と長寿命化を狙った安定化構造も記載されています。

さらに、係合部によってスティックの回転が拘束されるため、ユーザーがスティックを傾ける力が回転に消費されず、操作性が向上するとも説明されています。任天堂も2023年にドリフトしにくいアナログスティックの特許を出願しており、接触部品の摩耗をなくす方向はコントローラー業界共通の対策になりつつあります。

PS3では磁気センサーからポジションメーターに戻した過去も

注意点としてソニーなどは製品化予定がない製品でも特許申請を行うことがあるため、特許申請した製品がかならず製品化される保証はありません。また、磁気センサー式に関してはソニーは過去にPS3の初期型DualShock 3で採用されていましたが、コストや信頼性の問題からそのあとはポテンショメーターに戻されています。そのため、PS6など次世代機でも磁気センサー式のステックが採用されるかは不透明と言えます。

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2026/09/29 更新
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Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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