NVIDIAの次世代GPU『Vera Rubin』は2025年に投入予定。ゲーミング向けでは登場せず、AI向け専用に

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【リーク情報確度:3】

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NVIDIAがBlackwell後継の『Vera Rubin』を2025年に投入。ゲーミング向けはなくAI専用GPUになる可能性

NVIDIAでは2024年3月に開催のGTC 2024でAI処理性能を飛躍的に高めたBlackwellアーキテクチャー搭載のB100/B200 GPUを発表しましたが、NVIDIAでは収益性が高いAI向けハードウェアでリーダー的ポジションを確実なものとするため、2025年にもBlackwellの後継となる次世代GPU『Vera Rubin』を準備している事がMoore’s Law is Deadより明らかになりました。

NVIDIAではBlackwell GPUを年内に出荷する事を目指しており、MicrosoftやMetaなどAIを扱ったり巨大なデータセンターを持つ企業などが大量に注文をしているとも言われています。

しかし、NVIDIAではAMDがAI向けGPUのシェアを取るためにInstict MI400Xを2025年にリリースすることを考えてBlackwellの後継であるVera Rubinと呼ばれる新しいGPUアーキテクチャーの開発を急いでおり、計画では2025年中旬かそれよりも早くに発表する事を計画しているようです。

気になるのが、このVera RubinがGeForce RTX 6000シリーズとして投入されるのかですが事情を知るNVIDIA関係者によるとこのVera RubinはHopperアーキテクチャーと同じくゲーミング向けは想定せず、あくまでAI向けをターゲットに見据えたアーキテクチャーになっているとのことで、RTX 6000シリーズ向けには別のアーキテクチャーが2026年ごろ登場に向けて準備されるものと考えられています。

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AMDのInstict MI300Xではコストパフォーマンスの高さからMicrosoftやMetaなど大手企業から注目を集めているため、NVIDIAにとっては脅威そのものです。そのため、NVIDIAではここ数年で儲けた収益をAI向けGPU開発に全力投球し、次々とAI向けGPUの投入を進め圧倒的なシェアを維持する事を目指している様です。

ただ、Vera Rubinが仮に2025年中ごろ投入となればBlackwellから1年程度と非常に短いスパンで投入されることになります。そのため、研究開発費に1兆円をかけられるとしても時間的にアーキテクチャーに大きな変更を加えることは難しいため、方向性としてはBlackwellで採用されていたTSMC 4nmからアーキテクチャーはほぼそのままTSMC 3nmに微細化し、可能な限りコアを詰め込んで性能向上させるGPUになると考えられます。

ソース

Intel Arrow Lake 24C Pictured | Nvidia Rubin Release Date Leak | Youtube Moore’s Law is Dead

https://www.youtube.com/watch?v=dJbUB6Pfc90&ab_channel=Moore%27sLawIsDead

補足情報

NVIDIAのVera RubinはBlackwellの後継GPUアーキテクチャーで、当初はGeForce RTX 6000シリーズとして投入されると言われていましたが、今回のリークでサーバー・データセンター向け製品専用になると言われています。

製品ジャンルメーカー製品名発売予定時期
GPUNVIDIAVera Rubin (R100/R200?)2025年中旬以降

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