Nintendo Switch 2向けとみられる新型の液晶パネルが中国の転売サイトに出品されているのを、Nintendo Patents Watch(NPW)が報じました。現行モデルが採用するInnolux製とは回路・コネクタ・ケーブルの配置が異なるシャープ製が採用され、画質向上も期待されているようですが新たな問題を生む懸念もあるようです。
Nintendo Switch 2のLCDパネルにシャープ製が追加へ
Nintendo Switch 2では8インチの液晶ディスプレイを搭載しており、2025年6月の発売以来Innolux製のパネルが使われています。ただ、同液晶ディスプレイは120Hz表示に対応するものの、ディスプレイの反応速度が初代Switchより50%遅いとも言われており、有機ELディスプレイを搭載した追加モデルへの期待がかかっています。
しかし、どうやら任天堂では現行の液晶ディスプレイに新たなサプライヤーとしてシャープを加えるようで、同社が製造するNintendo Switch 2向けの液晶ディスプレイが中国のフリマサイトに掲載されていることが発見されています。
スペックは同等だが反応速度改善の期待も


Nintendo Patents Watchが中国のフリマサイトで見つけた液晶パネルについて型番形式からシャープ製であることを特定しており、スペックは7.9インチ1080pのLTPSパネルとのことです。このディスプレイは現行のInnolux製に対して本体へ接続するフラットケーブル類は同じになっていますが、ディスプレイ内に備わるフラットケーブルや基板レイアウトは異なっており、スペックは同じものの設計は異なっていると見られています。
なお、シャープのLTPSパネルは液晶の反応速度や輝度面で優れているとされているほか、今回基板周りの設計も変わっているため、液晶の反応速度に影響するTCON、ドライバIC、電圧制御、オーバードライブテーブルなどの変更が加わっている可能性があるためNintendo Switch 2で不満の1つとして挙げられている液晶の反応速度に何かしらの改善が加わることが期待されています。ただし、その一方でNintedo Switch 2はメモリ価格高騰によるコスト高騰の影響を受けているため、再設計は主にコストダウンを焦点に置いたものになり、画質は据え置きとなる可能性も十分あり得ます。
ただ、仮に改善が加えられた場合、この違いはロット違いとして扱われる可能性もあります。そうなると同じSwitch 2でも個体ごとに画質が異なるなど「当たりはずれ」が生じることにも繋がると考えられますが、この液晶がそもそも本当に製品版に搭載されるのか、また画質面での差が出るのかなどは正式発表または購入者からの報告を待つ必要がありそうです。

