Apple初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」で見送られたFace IDが、早ければ2027年秋に登場する後継モデル「iPhone Duo 2(仮称)」に搭載される可能性が出てきました。iPhone Duo 2の試作機では、すでに外側画面の下にFace IDのセンサーが埋め込まれているとのことです。
Face IDの搭載は早ければ2027年秋のiPhone Duo 2で
iPhone Duoは10月23日に256GB・364,800円から発売され、開いた状態で5.2mmという薄い本体にFace IDの部品が収まらないため、認証はサイドボタンに内蔵したTouch IDになっています。背面カメラもメインと超広角の2つで、専用の望遠カメラは搭載されていません。
Face IDと専用の望遠カメラがない点について、BloombergのMark Gurman氏は9月に、Appleが今後のiPhone Duoでまず解消すべき課題だとして、第3世代までに両方を載せるとの見方を示していました。2027年秋に出るiPhone Duo 2については、新しいチップ以外の変更は伝えられていませんでした。
そんな中、同氏が10月22日に配信したポッドキャスト「Power On」によると、AppleにはすでにiPhone Duo 2の試作機があり、外側画面の下にFace IDのセンサーとカメラが埋め込まれているとのことです。この画面下のFace IDはAppleが力を入れている技術で、9月に発表したiPhone 18 Pro/Pro Maxで部品の多くを画面の下へ移し、Dynamic Islandを小さくしたことで大きく前進したとしています。Face IDの搭載は、2027年秋のiPhone Duo 2か、2028年のiPhone Duo 3(仮称)になるとみています。
iPhone Duo 2向けには、アクションボタンも社内で試されていますが、採用されるかは確かではないとのことです。初代はiPhoneで初めて着信/サイレントスイッチもアクションボタンも持たない機種で、消音はコントロールセンターから切り替える必要があります。
iPhone Duo 3で内側画面が約0.5インチ大型化か。望遠カメラ搭載は未定
画面は、iPhone Duo 2では初代と同じものを使い、早ければ2028年のiPhone Duo 3で内側・外側とも大きくすると8月に伝えられていました。今回のポッドキャストでは、この大型化は内側画面がおおまかに0.5インチ大きくなる程度で、7.6インチから7.9〜8.1インチ前後になり、外側画面はそれほど大きくならないとのことです。9月に可能性が挙がった大型のiPhone Duo Maxのような別モデルが加わるのではなく、iPhoneのPro Maxが6.7インチから6.9インチになったのと同じく、iPhone Duoそのものが世代を重ねて大きくなるとしています。
また、iPhone Duoのレビューなどで指摘されている望遠カメラについては、Appleが搭載を検討しているものの、薄い本体で望遠カメラのパーツに必要な奥行きを確保することが技術的に難しく、実現時期は明らかになっていません。2028年発売予定のiPhone Duo 3でも搭載される可能性は低いようです。
初代iPhone Duoは今から注文しても届くのが2027年1月下旬で、その年の秋には、Face IDを搭載した試作機があるとされるiPhone Duo 2が控えています。iPhone Duo 3まで待っても画面の大型化は小幅にとどまるため、Face IDがないことを理由に初代を見送っているなら、2027年秋のiPhone Duo 2を次の候補にすると良さそうです。


