4辺を曲げた画面でiPhone X以来の大きな刷新になるとされる2027年秋の20周年iPhone「iPhone 20 Proシリーズ」は、穴のない全画面にはならず、Dynamic Islandが残ると中国のリーカーが改めて伝えています。ただ、Dynamic IslandはiPhone 18 Proと同じ小型のものになる見込みで、正面の見た目で大きく変わるのは画面の縁と大きさになりそうです。
iPhone 20 ProシリーズはDynamic Islandを継続。iPhone 18 Proと同じ部品を流用?
iPhone 20 ProとiPhone 20 Pro Maxは、iPhoneの20周年に合わせて2027年秋に登場するProモデルです。BloombergのMark Gurman氏は、画面の4隅と4辺を曲面ガラスで覆ってベゼルも薄くするこの2機種を、iPhone X以来最大の設計変更とみています。米The Informationは2025年12月に、この刷新に合わせて前面カメラを画面の下に置き、切り欠きのない表示にすると報じていました。

ただ、中国のリーカーDigital Chat Station氏は11月初め、iPhone 20 Pro MaxはDynamic Islandを残すのか、穴のない画面になるのかと問われ、画面には穴が残ると答えています。9月21日にも、ProとPro Maxの両方の試作機について、前面カメラは画面に小さな穴を開ける穴あけ式で、iPhone 18 Proと同じ小型のDynamic Islandになると伝えていました。今回の答えはPro Maxについてのものですが、2か月を置いても9月と同じ向きです。
iPhone 20 Proシリーズの画面上部は、9月の試作機の段階でiPhone 18 Proと同じ小型のDynamic Islandになると伝えられています。AppleはiPhone 18 ProでFace IDの部品の多くを画面の下へ移し、Dynamic Islandを小さくする刷新をしたばかりで、多額の開発費をかけたこの部品を1世代で替えることは考えにくいため、iPhone 20 Proシリーズも同じFace IDの部品を使い、Dynamic Islandも同じ大きさになるとみられます。
iPhone 20 Proシリーズの前面カメラは画面の下に入らず。画質を優先か
Face IDの部品の多くはiPhone 18 Proですでに画面の下へ移っているため、iPhone 20 ProシリーズでDynamic Islandを残す理由は前面カメラにあります。前面カメラを画面の下に置くと表示パネルを通った光しか届かず、この画面下カメラを内側画面に採用した折りたたみiPhoneのiPhone Duoでは、写真が約4.4MPにとどまります。約4.4MPはiPhone 18 Proの前面カメラが持つ18MPの約4分の1しかないため、iPhone 20 Proシリーズでは前面カメラの画質を落とさないよう、画面下カメラを見送ってDynamic Islandを残したとみられます。
iPhone 20 Proシリーズは、本体の大きさをiPhone 18 Proシリーズ並みに保ったままベゼルを削るため、試作機の画面はiPhone 20 Proが6.41インチ、iPhone 20 Pro Maxが6.96インチと、iPhone 18 Proの6.27インチ、iPhone 18 Pro Maxの6.86インチから広がるとのことです。これに対し、画面上部の形はiPhone 18 Proと同じままのため、iPhone X以来とされる20周年の刷新で正面の見た目が変わるのは、4辺を曲げた画面の縁と画面の大きさが中心になるとみられます。アナリストのRoss Young氏は、小型化したDynamic Islandが少なくとも2027年まで続くと予想しているため、iPhone ProでDynamic Islandのない画面になるのは、早くても2028年以降のモデルになる見通しです。

