IntelとNVIDIAが共同開発するRTX GPUタイル搭載SoC「Serpent Lake」の投入目標が2028年第1四半期であることが、Intelの現行ロードマップから明らかになりました。計画通りであればCES 2028が発表の場となる可能性があります。
Intel×NVIDIA協業SoC「Serpent Lake」のタイムラインが具体化
IntelとNVIDIAは2025年9月にIntel製x86 CPUとNVIDIA製RTX GPUタイルを1つのパッケージに統合するSoCの共同開発を発表しましたが、投入時期は明確にされていませんでした。4月にはリーカーのJaykihn氏がTitan Lake派生の「Serpent Lake」としてNVIDIA GPUが搭載されることを明らかにしていたものの、時期は2028〜2029年頃と幅のある見通しにとどまっていました。
Intelの最新ロードマップによると、NVIDIAグラフィックスユニット搭載の次世代プロセッサの目標時期は2028年第1四半期で、計画に変更がない場合、CES 2028展示会が発売イベントとなる可能性があります。
Erdi Özüağ via X
今回、テクノロジージャーナリストのErdi Özüağ氏がIntelの現行ロードマップから投入目標がQ1 2028であることを確認しており、計画に変更がなければCES 2028が発表イベントになるとしています。
CPUはRazer Lakeベース、GPUはRubin世代が有力
Serpent Lakeの詳細スペックは不明ですが、これまでのリーク情報を総合すると、CPUダイはRazer Lakeベース、GPUタイルにNVIDIA RTXアーキテクチャーを搭載する構成です。2028年投入であればNVIDIA側のGPUアーキテクチャーはRubin世代が時期的に合致し、実現すればNVIDIA自社製品以外でRTXクラスGPUが搭載される初の事例となります。
ただし、NVIDIAはMediaTekと共同開発したArm SoC「RTX Spark」を2026年に市場投入済みで、x86プラットフォームとの統合はそこから約1年半遅れです。一方、IntelはXe3P世代でゲーミング向けArc GPUを投入しない方向に傾いており、x86上でハイエンド内蔵GPUを実現するにはNVIDIAとの協業が事実上唯一の手段になりつつあります。同時期にはIntel自社GPU搭載の「Razer Lake-AX」も予定されているため、2028年のIntelモバイルプラットフォームはIntel GPU版とNVIDIA GPU版の二本立てとなる見通しです。

