Intelの次世代CPU「Nova Lake」は、デスクトップ向けとノートPC向けのHXだけが4桁の型番になるとみられていましたが、Hや省電力モデルも含めた全モデルが4桁の「Core Ultra 4000」シリーズになる見通しであることが明らかになりました。
Nova LakeはノートPC向けのHや省電力モデルも4桁に。3桁の型番は使われず
Nova Lakeの型番は、デスクトップ向けがCore Ultra 9 4970K BFCのような4桁になり、ノートPC向けのHXも同じ4桁になると、リーカーのJaykihn氏が10月初めに伝えていました。末尾がHのモデルと、現行のCore Ultra 7 355のように末尾に記号の付かない省電力モデルは前世代と同じく3桁の「Core Ultra 400」になるとされ、同じ世代に4桁と3桁の型番が並ぶ見通しでした。
@RubyRapids For Nova Lake, yes.
— Jaykihn (@jaykihn0) October 16, 2026
そんな中、Jaykihn氏自身がこの情報を訂正し、Hと末尾に記号のないモデルも4桁になるとしたうえで、すべてがCore Ultra 4000になるのかという問いに「Nova Lakeについてはそうだ」と答えています。
| セグメント | 10月初めの情報 | 今回 |
|---|---|---|
| デスクトップ向け(Nova Lake-S) | 4桁(Core Ultra 4000) | 4桁(Core Ultra 4000) |
| ノートPC向け HX | 4桁(Core Ultra 4000) | 4桁(Core Ultra 4000) |
| ノートPC向け H | 3桁(Core Ultra 400) | 4桁(Core Ultra 4000) |
| ノートPC向け 末尾に記号なし | 3桁(Core Ultra 400) | 4桁(Core Ultra 4000) |
型番変更は4桁にそろえる方が
Jaykihn氏は訂正の前から、Intelが型番を4桁に変えるのは、AMDが先に型番の体系を変えたことへの対応だと説明していました。AMDは2024年にノートPC向けの型番を4桁から3桁に切り替え、IntelのCore Ultra 200に対してRyzen AI 300、2026年1月のPanther LakeのCore Ultra 300に対してはRyzen AI 400と、数字が常に1つ上になっています。
Nova Lakeと競うZen 6世代のMedusa Pointは、この流れでRyzen AI 500になる可能性が高く、Hや省電力モデルが3桁の「Core Ultra 400」のままでは、また数字が1つ小さくなります。4桁の「Core Ultra 4000」なら数字でAMDを下回ることはないほか、同じNova Lake内でノートPCとデスクトップで型番を大きく変えると消費者にとってもわかりづらくなことから、すべて4桁に統一した方が広報活動をする上でも優位であると考えられます。
なお、IntelはNova Lake以外にも2027年には現行のRaptor Lake Refreshの再々リフレッシュ版にあたるRaptor Lake NextをCore 2000シリーズとして投入を予定しているため、今後IntelのCPUは再び4桁に戻り、末尾のH/HX/KなどでノートPC向けやハイエンドデスクトップ向けなど種類を区別する型番に戻る見通しと考えられます。

