Intel CPUロードマップ判明。Nova LakeからMoon Lakeまで合計4つのCPUを2028年までに投入へ

Intel CPUロードマップ判明。Nova LakeからMoon Lakeまで合計4つのCPUを2028年までに投入へ

Intelが今後2年間でNova Lake、Razer Lake、Titan Lake、Moon Lakeの4つのCPUファミリーを投入する計画があると、業界サプライチェーン関係者の情報としてリーク情報が登場しています。

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IntelがNova LakeからMoon Lakeまで4世代の投入を計画

Intelは前CEOのPat Gelsinger氏のもとで開始されたPCプラットフォーム再建を、現CEOのLip-Bu Tan氏が引き継いでおり、製品ロードマップの実行も徐々に軌道に乗りつつあるとされています。今回の情報ではこれらの製品がスケジュール通りに登場する見通しであるとも伝えられています。

Intelのロードマップは過去に10nmや20Aなどで大幅な遅延を繰り返しており、これは長らくIntelにとって最大の弱点となっていました。今回のスケジュール遵守の見方が事実であれば、Lip-Bu Tan体制下での実行能力に改善が見られていることを示唆しており、Intel復活への期待が高まるとともに、AMDがTSMCに依存する現状において先端プロセスの代替候補としても注目度が上がっていく可能性があります。

2026年Q3にNova Lake、2027年Q4にRazer Lake

第一弾となるNova Lakeは2026年第3四半期に投入予定で、デスクトップ向けの「S」シリーズおよびモバイル向けの「HX/H」シリーズが展開される見通しです。Nova Lake-Sは最大52コア、L3キャッシュは288MBに達するとされており、モバイル版でも最大28コア構成が予定されています。アーキテクチャーはP-Coreが「Coyote Cove」、E-Coreが「Arctic Wolf」を採用するとされています。

その後継となるRazer Lakeは2027年第4四半期の登場が見込まれており、Nova Lakeとピン互換性が確保されるためマザーボードはそのまま流用可能になる模様です。アーキテクチャーはP-Coreに「Griffin Cove」、E-Coreに「Golden Eagle」を採用するとされています。

Titan LakeとMoon Lakeは2028年に登場

2028年末にはTitan Lakeが投入される見通しで、CPUとGPUの両面で大幅な刷新が行われると伝えられています。アーキテクチャーは従来のP-CoreとE-Coreを統合した「Cooper Shark」が採用され、E-Core側はGolden Eagleが引き続き使用されるとのことです。また、NVIDIAとの協業によるSerpent Lakeもこの時期に登場する見通しで、AMDのStrix Halo/Medusa Haloに対抗する位置づけになるとされています。

加えて、低価格帯向けの新ファミリーとしてMoon Lakeが2028年に投入される見通しです。Twin LakeやWildcat Lakeの後継にあたる製品で、E-Coreのみで構成される低コストプラットフォーム向けとなる模様です。さらに2029〜2030年頃にはHammer Lakeの投入も計画されているとのことですが、現時点で詳細は明らかになっていません。

なお、Nova LakeやRazer LakeはTSMC 2nmの採用が見込まれており、製造コストの上昇にメモリ価格高騰が重なることで、日本市場での販売価格は前世代から一段と上昇する可能性が高いと考えられます。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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