GeForce RTX 5060 Ti のスペックが判明。CUDAコアは RTX 4060 Ti から6%増加へ

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GeForce RTX 5060 Ti のスペックが判明。CUDAコアは RTX 4060 Ti から6%増加へ

NVIDIAは2025年4月にGeForce RTX 5000シリーズのミドルレンジモデルにあたるGeForce RTX 5060 TiとRTX 5060の2モデルを発売すると言われていますが、この中で上位モデルにあたるGeForce RTX 5060 TiのCUDAコア含めた仕様のリーク情報が登場しました。

リーカーのkopite7kimi氏によると、GeForce RTX 5060 Tiはミドルレンジ向けに開発されたGPUであるGB206 GPUを搭載し、CUDAコアはGB206 GPUに搭載されているすべてのコアが有効化されることで4608コア搭載となります。これは現行のRTX 4060 Tiの4352コアに対して約6%増となります。また、VRAMは128-bitと狭めですが、28GbpsのGDDR7を搭載するとともに容量は8GBと16GBの2種類存在するとのことです。これにより128-bitというバス幅でありながら帯域幅は448 GB/sに達することになり、RTX 4060 Tiから56%向上となります。

消費電力は8GBモデルも16GBモデルも共に180Wに設定される見込みで、RTX 4060 Ti 8GBの160Wからは20W、16GBモデルからは15W増となっています。

性能面ではRTX 5060 TiはRTX 4060 Tiに対してコア数が増えているほか動作クロックの向上や帯域幅の拡大もあるため最低でも10%ほどの性能向上が期待できますが、RTX 4070並の性能を発揮しようと思うと30%近い性能向上が必要となるため、立ち位置的にはRTX 4070とRTX 4060 Tiの間で、RTX 4060 Ti寄りに位置する性能になると考えられます。

販売価格に関する情報は発売まで1ヶ月ほどあるためリークなどは出ていませんが、RTX 5070が先代のRTX 4070 SUPERより$50ほど安く販売されていることから、RTX 5060 Ti 16GBに関しては高くても$450程度になると考えられます。ただし、日本では輸送費や為替など諸々で80,000円前後で販売される可能性がありそうですが、RTX 5070以上のモデルで見られたように定価モデルの入手が困難となることも予想されますのでミドルレンジモデルとはいえ、発売時点では10万円に迫る価格でしか手に入らないかもしれませんので、GeForce RTX 4060 Tiが安値で手に入りそうならそっちを買ったほうがいいかもしれません。

(価格.comを見るとすでに8万円近い価格でしか売られていませんが・・・)

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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コメント

コメント一覧 (3件)

  • 買う側からすると非常にいやらしいやり口だな~と思う反面
    売る側としては戦略上手すぎだろと驚きっぱなしですね。
    既存製品の絞り方・時期が上手。
    これでBlackwellの完成度が高ければ、くそ~やられたな~(笑)で済んだんですが…

  • バカしか買わないゴミ。
    いや、バカでも買わないな。

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