サムスンが9月に投入予定の「Galaxy S26 FE」の全スペックが判明し、画面やメモリ、カメラ、バッテリー容量など、主要仕様の多くが現行のGalaxy S25 FEからほぼそのまま引き継がれることが分かりました。
中身はGalaxy S25 FEから据え置き。Wi-Fiと電池寿命はむしろ後退
Galaxy S26 FEは、7月末に安全認証で45W充電の据え置きが確認され、GeekbenchからExynos 2500と8GBメモリも判明していました。8月に入ると背面カメラが縦型の一体島へ刷新されるレンダー画像も流出し、外観まで含めて情報が出そろいつつありました。
今回、ドイツのWinFutureが完全なデータシートを入手しました。それによると、主要仕様は下表の通りで、画面からバッテリー、メモリまでGalaxy S25 FEと同じ値が並びます。背面カメラもセンサーの型番までS25 FEと同一で、変わるのはOSがAndroid 17になる点と、190gから193gへ3g増える重量程度です。SoCと外観の刷新を除けば、基本的な仕様の多くはGalaxy S25 FEと同じになっています。
| 項目 | Galaxy S26 FE(リーク) | Galaxy S25 FE |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.7型 Dynamic AMOLED 2X/2340×1080/最大120Hz | ← |
| 最大輝度 | 1,900 nits | ← |
| SoC | Exynos 2500(10コア・最大3.3GHz) | Exynos 2400 |
| メモリ | 8GB | ← |
| ストレージ | 128 / 256GB / 512GB | ← |
| 背面カメラ | メイン50MP(F1.8)+望遠8MP(F2.4・光学3倍) | ← |
| 無線LAN | Wi-Fi 6(802.11ax) | Wi-Fi 6E |
| Bluetooth | 5.4 | ← |
| 電池/充電 | 4,900mAh/有線45W | ← |
| 連続使用時間(EPREL) | 最大50時間 | 42時間37分 |
| 充電サイクル(EPREL) | 1,200回 | 2,000回 |
| 厚さ/重量 | 7.4mm/193g | 7.4mm/190g |
| 防水防塵 | IP68 | ← |
| OS | Android 17+One UI 9 | Android 16+One UI 8 |
| 欧州価格(128/256/512GB) | 799/899/1,099ユーロ | 749/809/929ユーロ |
ただ、無線LANはWi-Fi 6(802.11ax)とされており、Wi-Fi 6Eを備えるGalaxy S25 FEより表記が一段下がっています。FCC登録からは無線LANだけQualcomm製に切り替わることが分かっていますが、切り替えた上でWi-Fi 6止まりであることから、コストを抑えられる下位クラスの製品が選ばれたとみられます。
加えて、EUのEPREL登録情報でも連続使用時間は延びる一方、充電サイクルは2,000回から1,200回へ4割減っており、バッテリーもスペックでは見えにくい耐久性という観点でコスト削減が図られています。これは、特に長く使うユーザーにとっては、購入から2〜3年使い込んだ後のバッテリー劣化の早さに影響してくると考えられます。
値上げ幅は容量が大きいほど拡大。512GBは170ユーロ増
Galaxy S26 FEはミドルレンジモデルになりますが、WinFutureによると、少なくとも欧州での価格は全容量で引き上げられる見通しです。128GBで50ユーロ(約9,000円)、256GBで90ユーロ(約16,500円)、512GBで170ユーロ(約31,300円)と、容量が大きいほど値上げ幅も大きくなります。
なお、これらは欧州での価格のため、そのまま日本でも同じ値上げ幅になるとは限りません。しかし、ユーロ・ドルの為替レートはGalaxy S25 FE発売から現在まで約2〜3%の変動しか見られない一方で、今回の値上げは7〜18%にも達します。そのため、価格の基準となる米ドル価格がメモリ価格の高騰などにより引き上げられている可能性が高く、日本でも値上げされる可能性は高そうです。
そのため、もしGalaxy FEシリーズの購入を検討している場合、新型のGalaxy S26 FEは現行のGalaxy S25 FEに対して性能や仕様が大きく変わらない一方で値上げされる可能性があるため、現行モデルを買うというのも選択肢の1つと言えそうです。


