Cyberpunk2077の最小要件がレベルアップ。SSDとVRAM 6GB以上が必須に。

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Cyberpunk2077の最小要件が追加DLCと共にレベルアップ。SSDと6GB以上のVRAMが必須へ

Cyberpunk2077は比較的重いゲームの代名詞となっており、レイトレーシングの拡張版である最新鋭のパストレーシング技術など搭載するなどGeForce RTX 4090でも最高画質設定であれば60fps維持が難しいゲームになっていますが、最小要件についてはリリース当初はリーズナブルに設定されていました。

最小要件としては、Core i5-3570またはAMD FX-8310のCPUでメモリーは8GB、グラフィックカードは4GBのGDDR5を搭載するGeForce GTX 970またはRadeon RX 470で70GBの容量が必要となっています。CPUに関しては2012年、グラフィックカードに関しては2014年製という事から分かる通り最小環境は低めに設定されています。

しかし、Cyberpunk2077の追加DLCであるPhantom Libertyが登場するのに伴いゲームのアップデートが行われる予定で、このアップデートを境に最小要件がレベルアップする事が発表されています。

新しい最小要件はCPUにはCore i7-6700またはRyzen 5 1600でメモリーは最低12GB、グラフィックカードには6GBのVRAMを搭載するGeForce GTX 1060またはArc A380、8GBのVRAMを搭載するRadeon RX 580が必要となります。また、新たに70GBのSSDストレージも必要になります。

この最小要件のアップグレードはかなり大きくCPUについては4スレッドから8スレッドに倍増し、VRAM容量も2GBと必要となる容量が大きく上昇しています。また、最大の変化がストレージで従来まではSSDかHDDかの指定はなかったものの、SSDが必須となりました。

今回は最小要件の他に、レイトレーシングの動作で推奨される仕様も追加されており、こちらはCPUにはCore i9-12900またはRyzen 9 7900Xと20GB以上のメモリー、グラフィックカードにはGeForce RTX 3080 TiまたはRadeon RX 7900 XTXが必要になるとのことです。また、パストレーシングであるレイトレーシングオーバードライブについては24GBのメモリーとGeForce RTX 4080以上が必要となるなど一般ユーザーのほとんどが使用できないような要件になっています。

なお、ゲームの最小要件からSSDが必須になる例はオープンワールド系ゲームで増えてきており、最近発売日が明らかにされたStarfieldについては125GBのSSDを要求しています。また、同時にCPUの要件も引き上げられており、Starfieldでは6コア以上のCPUが必須となるなどPlayStation5やXbox Series Xのみをサポートするマルチプラットフォームゲームが増えている事から、最小要件が一気に引き上げられる例が目立ってきています。

ゲーミングPCの構築にかかる費用はCPUやメモリーなどは比較的安価に入手が出来ますが、グラフィックカードについてはそこそこの性能(VRAM 10GB以上)を持つモデルは5万円以上するなど高騰しているため、このまま必要となる仕様がどんどん引き上げられていくと一般的なユーザーにとってPCゲームは手の届かない存在になってしまう事が懸念されます。


VRAM 12GBで価格が5万円ちょっとなRadeon RX 6700 XTが今時点ではコスパ最高なグラフィックカードになっています。

SSDはPCIe Gen 4対応 5000MB/s 1TBモデルが8000円以下と割とリーズナブルです。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (10件)

  • これ以上グラフィック偏重してもゲームの面白さとは直結しないからな

  • 最小構成でプレイするくらいならゲーム機でやれってなりそう

  • 未プレイ者の質問
    結構古いゲームだよね?
    PV観てもよく解らないけど、何年も遊べるもんなの?
    FPS+RPGな感じなの?
    今から始めるのもアリ?

  • 世界観がサイバーパンクになったフォールアウトのようなゲーム。
    同じ会社が作ったウィッチャー並みの作り込みはしてある。
    バグは改善されてるから発売当初の糞ゲーってことはない。
    シーズン制とかないから安くなってるし今から始めるのは有り。
    だけど、そもそもゲームとして面白くない。

  • とてもイメージしやすい丁寧な解説ありがとう

    で、最終的に面白くないんだw

  • 高性能グラボが余りにボッタクリ価格過ぎて売れてないってのに。

    無駄に必要スペック釣り上げてどうすんだよ?

    どんなにゲームすんのに必要なグラボのスペック上げたって、10万後半以上のグラボが馬鹿売れなんてあり得ないぞ。

    こんなんビジネスじゃ無くて、開発者のオ○ニーだろ。

  • DLSS3のデモの時も使われたよなこのゲーム、ぼったくりグラボ買わせるためにnviに頼まれたんじゃねぇの?
    8GB要求するようなゲームPS5とか箱Xでもきついだろ

  • プレイしていて要求高いのは作り込み具合見たら分かるし、レイトレで最高設定にしたらDLSSみたいなパチモン4k技術使わないとRTX4080でもまともに60FPS出ないからね。

    好みが激しく分かれるだろうけどサイバーパンクの世界観好きならハマるとは思う。
    当初喧伝されてたストーリー上の自由度みたいのはキアヌリーブスごり押しのせいであんまりないけどDLCは期待してる。

  • スペックオバケの4090ですら、アップスケーラーやフレーム生成で誤魔化すのを無しにされると「4Kウルトラレイトレ設定でコレのゲームベンチ掛けたり街中行くと40FPSちょい」なんていう素敵な数値叩きだしてくるしな・・・
    これでレイトレ設定は更にサイコとオーバードライブが残ってるっていうんだから、アップスケーラーやフレーム生成で誤魔化さない限りは「とにかく重い」としか言いようが無い

    これが前世代ハイエンドの3090や6900XTで4Kとなると、レイトレ抜きにウルトラ設定&DLSS/FSRのクオリティ入れていいとこ50FPS弱くらい、high設定に落とすなら60FPSもおkくらい?
    グラボ 比較 とかで性能順ググった限り、それらのスペックがもう古くて低いとかでもない。今も大概のゲームを問題無く動かせる性能してるというか、コレやホグワーツ辺りの一部タイトルが重いんだろうなというか。1440pに落として、色々誤魔化してナンボな感じ
    ちなレイトレ弱めとされるradeon系の6900XTでも「1440pからRSR使って疑似2160p化、ゲーム側でFSRクオリティとシャープ高めやってウルトラ設定+レイトレ三種ON(ライティングは流石に重い」って感じに、画質それなりに綺麗なままレイトレをそれなり程度に使うくらいは出来る模様
    4KのままFSR設定だけ下げまくるより、RSRにFSR高めで掛けるほうが画質綺麗だったそうな

  • AMDだとまともな描写もできないStarfiledの問題やら、
    規格やドライバで優位があったnvidiaも最新ドライバ出すたびにバグバグで、
    さらに価格競争も、中国とか怪しいマイニング需要なんぞののっかって、だだあまりになり、
    わざと品薄商法とかはじめてるのは、不健全すぎる

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