GeForce RTX 5070 Ti と RTX 5070 のスペックが判明。消費電力は現行より最大50W増加

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GeForce RTX 5070 Ti と RTX 5070 のスペックが判明。消費電力は現行より最大50W増加

NVIDIAは2025年1月からGeForce RTX 5000シリーズの内、RTX 5090とRTX 5080の発売を行うと言われていますが、そのあと2月から3月にかけてアッパーミドルレンジ帯のGeForce RTX 5070 TiとRTX 5070の発売を行うと言われています。今回、このRTX 5070 TiとRTX 5070について実績あるリーカーのkopite7kimi氏が市販版のスペック情報をリークしており、上記2モデルのCUDAコアやVRAM仕様、TDPなどが明らかになりました。

GeForce RTX 5070 Tiは性能的にRTX 4080に迫る。一方でTDPは300Wと高め

アッパーミドルレンジ帯の中で上位モデルとなるGeForce RTX 5070 Tiについては上位モデルのRTX 5080と同じGB203 GPUを使用するものの、CUDAコアは10752基から8960基に減らされています。ただ、現行のRTX 4070 Tiに比べるとCUDAコアが7680コアから17%増え、RTX 4070 Ti SUPERの8448コアをも超えています。

メモリー周りでは他のRTX 5000シリーズと同じく28GbpsのGDDR7を搭載し、容量は16GB、バス幅は256-bitで帯域幅は896 GB/sほどになります。

このGPUコアとメモリー周りの強化によりRTX 5070 Tiに関してはRTX 4080に迫る性能を獲得すると見られていますが、その分消費電力は増えるようでTDPは300WとRTX 4070 Tiの285Wから15W増えています。

GeForce RTX 5070は12GBのVRAMに。TDPはRTX 4070から50W増の250Wに

アッパーミドルレンジ帯として比較的高い人気が期待されるGeForce RTX 5070ではGB205 GPUを採用し、CUDAコアは6144コア搭載します。このコア数はRTX 4070の5888コアからは4%しか増えておらず、RTX 4070 SUPERに対しては14%少ないコア数になるなど先代モデルに対してスペック的には大幅な進化は見られていません。

メモリー周りも同様で28GbpsのGDDR7が搭載されるものの、バス幅は192-bitで容量も12GBとRTX 4070と同じ構成になっています。ただ、GDDR7化により帯域幅は672 GB/sとRTX 4070 Ti SUPER相当に拡大されています。

コア数はRTX 4070に対して大きく増えず、アーキテクチャー刷新とGDDR7化が大きな変更点となるRTX 5070ですが、消費電力はRTX 4070に対して大きく増える見込みでTDPは250WとRTX 4070から50W増加する見込みです。コア数が4%しか増えていないにもかかわらず50W増える原因としては動作クロックが高められるほか、GDDR7も消費電力が増える原因にもなっている可能性もありそうですが、その分性能も上がっているのか注目が集まりそうです。

GeForce RTX 5000シリーズについては2025年1月に開催されるCES 2025ではRTX 5090およびRTX 5080の発売日と価格含めた情報が公表されることは確定しています。一方でRTX 5070 TiとRTX 5070については発表はされるものの、発売日や価格含めた情報解禁は2月になると言われています。また、発売時期も2月から3月にかけて行われると噂されているため、この2モデルを狙っている方は2025年2月から3月まで待つ必要がありそうです。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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