サムスンGDDR7 3GB発表。RTX4080 24GB に搭載予定?

  • URLをコピーしました!
目次

サムスンが1枚あたり3GBの容量を持つGDDR7を発表。GeForce RTX 4080 24GBモデルに搭載される可能性も?

サムスンは2023年からGDDR7メモリモジュールの開発を進めており、すでに最大32Gbpsで動作する2GBモジュールの量産を開始しています。ただ、今後HBMより安価でありつつも高速なGDDR7Xメモリモジュールの需要は生成AIなどにより拡大する見込みであるため、業界初となる容量を実現したGDDR7を新たに発表しました。

サムスンが発表した新GDDR7は現行の2GB (16Gb)モジュールに対して、5世代目10nmプロセスを活用することで3GB(24Gb)モジュールに大容量化を実現し、前世代のGDDR6と同じパッケージサイズを維持しながらセル密度が50%向上しているとのことで、2GBモジュールのGDDR7に対して基板レイアウトなどを変更せずに3GBモジュールの搭載が可能になります。

なお、3GBモジュールを搭載することで、バス幅を拡大せずにグラフィックスカードのVRAM容量拡大が可能になるためバス幅に応じて以下の通りになります。

  • 128-bit GPU:最大12GB
  • 192-bit GPU:最大18GB
  • 256-bit GPU:最大24GB
  • 384-bit GPU:最大36GB
  • 512-bit GPU:最大48GB

サムスンは具体的にこのGDDR7モジュールが製品に搭載されるかを明らかにしていませんが、GDDR7を全面的に採用するGeForce RTX 5000シリーズ中でRTX 5080が256-bitのバス幅を採用しつつ24GBのVRAM容量を持つモデルを発売すると噂されています。また、RTX 5060なども現行RTX 4060と同じくバス幅は128-bitになると言われているため、3GBモジュールを搭載することで、VRAM容量を8GBから12GBに拡大することができ、大容量なVRAMが求められる最近のゲームなどをより快適にプレイすることが可能になると考えられます。

ソース

Samsung Develops Industry’s First 24Gb GDDR7 DRAM for Next-Generation AI Computing | Samsung Newsroom

https://news.samsung.com/global/samsung-develops-industrys-first-24gb-gddr7-dram-for-next-generation-ai-computing

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
プロフィールはこちら

コメント

コメントする

目次