MSIがハードウェアチートギリギリな4K OLEDモニターを発表。AIでHPや残弾数などを見やすく?

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MSIがComputex 2024で4K OLEDモニターを発表。AIを活用したハードウェアチートギリギリな機能を搭載

Computex 2024でMSIは31.5型の4K OLEDモニターの『MEG 321URX QD-OLED』を発表しましたが、このOLEDモニターについてはハードウェアチートギリギリな機能が搭載されている事が明らかになりました。

https://twitter.com/msigaming/status/1798263795862663657

この『MEG 321URX QD-OLED』の基本的な仕様は31.5型のQD-OLEDを内蔵し、最大240Hzのリフレッシュレート、1000nitsの明るさを持ち、DisplayHDR True Black 400に対応したハイエンド寄りのゲーミングモニターになっています。実際に価格も北米販売価格が$1699、日本円だと約27万円と非常に高価なモニターになっています。

モニター自体のスペックは一般的なハイエンドモニターですが、世界で初めてAI機能を内蔵したモニターでもあるようでMSIによると『世界で初めて本当のAI搭載ゲーミングモニター』とComputex 2024では謳っているようです。

具体的な機能としてはAI Skylightと呼ばれる機能ではミニマップを常時スキャンし、ミニマップ上の敵をオーバーレイHUDでハイライト表示する機能のほか、HPやスプリント体力、残弾数などを内蔵のライトバーや外付けのRGBライティングで色で表示することが可能になっているとのことです。また、このAI機能はアップデートが可能で、自身でAIをトレーニングさせることで様々なゲームで様々な機能が利用できるようになっているとのことです。

ちなみに、AI Skylightはミニマップ上の敵を強調するという記載もありますが、他の説明では『敵の位置を検知し、オーバーレイで強調表示する』という説明もあるため、ハードウェアチートと言えるような機能になっています。

まだ、このAI Skylightがどれぐらい有用なのかは分かりませんが、例えば暗い場所に隠れていても強調表示されてしまうなどの場合はチートとして扱われてしまうかもしれません。

コメント

モニターのオーバーレイ機能でクロスヘアーを表示する機能なども一種のハードウェアチートと言われていますが、これはもう黙認されている状態ではあります。ただ、最近はAI技術が進歩したことによって今回のMSI製モニターの様に敵を強調表示するなどチートと言われても仕方が無いような機能も続々と追加されていくと考えられますので、チート対策は難しくなる一方と言えそうです。特にこのMSIのモニターで気になるのが、ユーザーがAIをトレーニングできるという機能で、これはMSIも管理できないような使い方をされる可能性があるため、今後の動向によっては批判を浴びる可能性もある機能と言えそうです。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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コメント一覧 (1件)

  • 対応ゲーム限定ではありますが、通常プレイではプレイヤーの知り得ない情報を正確に表示してくれる機能はモニタに限らず既に出ていたので、そこにAIの予測も加われば鬼に金棒?

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