ソニーが2026年8月25日にXperiaの新製品発表を行うと予告しました。その直前には、Xperia 10 VIIIとみられる端末のGeekbench登録が確認されており、CPU欄には現行のXperia 10 VIIと同じチップを示す型番が記載されていました。
8月25日発表の新モデルはXperia 10 VIIIとみられる
Xperia 10シリーズは、フラッグシップのXperia 1シリーズの下に位置するソニーのスタンダードモデルで、毎年世代交代を続けてきました。現行のXperia 10 VIIは2025年9月12日に発表され、日本では10月9日に発売されています。構成はSnapdragon 6 Gen 3にRAM 8GB・ストレージ128GBで、ソニーストア価格は7万4800円です。
そのXperia 10 VIIの発売からまもなく1年となる中、今回の発表は8月25日(火)午前11時から公式YouTubeチャンネルでプレミア公開されます。ただし特設サイトにモデル名の記載はなく、何が出るかは明かされていません。
フラッグシップのXperia 1 VIIIが2026年6月に発売されたばかりである一方、7月には未発表のXperia端末がFCCの認証を通過し、3.5mmヘッドホンジャックの維持や30W有線充電への対応とともに年内の投入が示されていました。前年のXperia 10 VIIも9月発表と時期が重なることから、今回の新モデルはXperia 10 VIIIとみられます。
Geekbench登録のCPUは現行10 VIIと同じSM6475

発表予告の直前には、Geekbenchに型番「XQ-GH54」の端末が登録されたと報じられました。XQ-に続く文字がモデル年を示す型番規則では、XQ-GH54は既報のXperia 10 VIIIの欧州向けモデルにあたり、CPU欄には現行のXperia 10 VIIと同じSnapdragon 6 Gen 3を指す「SM6475」が記載されていました。
発売前の登録内容が製品版にそのまま反映された前例もあり、Xperia 10 VIは登録で判明したSnapdragon 6 Gen 1を搭載したまま発売されています。なお、Motherboard欄の「parrot」はXperia 10 VIの登録でも使われていた名称のため、チップを示す手がかりはSM6475の記載になります。
記載されたSnapdragon 6 Gen 3は2024年9月発表のチップで、すでに後継の6 Gen 4と6 Gen 5が投入されています。しかもCPUコアとGPUの設計はXperia 10 VIが積むSnapdragon 6 Gen 1と共通で、実際に10 VIから10 VIIへの実測の伸びはシングルコアで8%程度でした。このまま載れば、中身がほぼ変わらないチップを3世代使い続けることになります。
今回の登録値はシングルコア871・マルチコア3028ですが、計測は新しいGeekbench 7で行われています。Geekbench 6によるXperia 10 VIIの発売後実測(シングルコア1024・マルチコア2943)とは条件が異なるため数字はそのまま比べられず、チップが同じである以上、Xperia 10 VIIIの実性能は現行機の実測値が目安になります。
登録ではメモリ8GBも維持。日本版の構成と価格は25日に確定へ
今回の登録にはメモリの記載もあり、認識容量は7.27GB、物理容量では8GBに相当します。現行のXperia 10 VIIと同じ容量で、記載どおりなら据え置きです。
ただ、2026年はメモリの供給逼迫で世界のスマートフォン出荷台数が前年比13.9%減の10.8億台へ落ち込む見通しとなっており、エントリー向けスマホではRAM容量を戻す動きも出ています。こうした環境では容量の削減も珍しくないため、先代と同じ8GBの維持は悪くない内容といえます。
残る日本版の構成やストレージ、価格は8月25日午前11時の発表で分かるため、SoCが同じである以上、Xperia 10 VIIからどこが変わるのかが注目点になります。


