Windows 11の9月のオプション更新KB5124010で出ていた、Dolby Digital(AC-3)音声を使う古いゲームやアプリが起動しない、または突然終了する不具合を、Microsoftが10月13日(米国時間)の月例更新KB5127648で修正しました。KB5124010を削除し、修正を待って更新を止めていたPCも、これで再開できます。
KB5124010で古いゲームが落ちる不具合、10月のKB5127648で修正
9月22日(米国時間)に配信されたWindows 11のオプション更新KB5124010を入れたPCでは、Dolby Digital(AC-3)音声のデコードをWindows標準の機能に任せている古いゲームやメディアプレーヤーなどが、起動しなかったり、音楽の再生など特定の機能を使った時点で突然終了したりする不具合が出ていました。Microsoftはこの不具合を既知の問題として認めた際に修正時期を示しておらず、KB5124010の変更は翌月の月例更新にも入るため、10月13日(米国時間)の月例更新で、オプション更新を入れていないPCにも同じ症状が広がる恐れがありました。
Microsoftは、その10月の月例更新KB5127648でこの不具合を修正し、24H2/25H2/26H2のすべてで既知の問題を解決済みとしました。KB5127648にはKB5124010の変更とこの修正の両方が入っているため、KB5124010を入れずに10月の更新を待っていたPCでも、更新後に同じ症状は出ません。一部のゲームでマウス入力がカクつく不具合も、KB5127648で修正されています。
KB5124010を削除して更新を止めていたPCは更新の再開を
KB5127648はWindows Updateから自動で入りますが、KB5124010を削除し、「更新の一時停止」で10月の月例更新も止めて修正を待っていたPCには届いておらず、Windowsの脆弱性の修正も9月のまま止まっています。10月の月例更新ではWindowsやOfficeなどで、最も深刻度の高い「緊急」の約70件を含む1,400件超の脆弱性が修正されており、このうち1件は修正前から攻撃に使われていました。
更新を止めていたPCでは、設定のWindows Updateで「更新の再開」を押してKB5127648を早めに入れた方が良さそうで、KB5124010と一緒に外れていたファイル履歴の修正もこれで戻ります。


