Nintendo Switch 2の性能はドック接続時はPS4 Pro並の性能に。一方で携帯モード時の性能はかなり低め?
Nintendo Switchの次世代モデルに当たるNintendo Switch 2についてはGPU側にはNVIDIAのGeForce RTX 3000シリーズに内蔵されているAmpereアーキテクチャーを採用し、CPUにはSnapdragon 8 cx3などに搭載されているARM Cortex-A78cを8コア搭載することで最新タイトルでも快適に動作できるだけのパフォーマンスを備えると言われていますが、同ゲーム機のSoCを開発するNVIDIA関係者からのリークによるとドック時と持ち運び時で性能に大きさ差がある可能性がリークされています。
Moore’s Law is Deadによると、Switch 2の性能についてドックに接続している際のGPU性能は4 TFLOPsを目指して開発が進められており、動作クロックも想定より遥かに高く設定されるとのことです。GPU性能については現行のSwitchが0.5 TFLOPs、PS5が10 TFLOPsということで、4 TFLOPsはPS5の半分以下にはなります。しかし、PS4の1.84 TFLOPsを大きく上回り、PS4 Proの4.2 TLOFPsに迫る性能であるため、PS5向けに発売されているゲームも解像度や設定を下げるなどの対応だけで60fpsに近い動作が可能になると考えられます。
一方で、Switch 2をドックから外した携帯モード時についてはGPUの動作クロックが800 MHz以下に設定される見込みとのことです。これは現行Switchの1020 MHzをも下回るなどかなり低い設定でありますが、ここまで低くする理由としてはバッテリーでの動作時間を伸ばすためと騒音の低減そして、安全性のために行われているのではないかと言われています。特にSwitch 2では現行Switchと同じく子供向けの製品であるため、排気口が塞がれても動作し、さらに低温やけどしないなど安全性に配慮した設計が求められることも影響しているようです。
なお、800 MHzでの動作でもGPU性能は2 TFLOPsでドック時に比べて半分程度の性能に落ちますが、それでもSwitchの4倍でPS4並の性能はあるため必要十分な性能は確保できていると言えます。
Nintendo Switch 2ではAmpere世代のGPUを1280コア備えるため、性能としてはかなり高く過去に言われていた通りUnreal Engine 5などで作られたMatrix Awakenなども解像度さえ上げすぎなければ十分動作できるスペックと言えます。また、これだけのスペックがあればPS5やXBOX、PCとのマルチタイトルでもSwitch版だけ大幅劣化版か、そもそも発売されないという事態も防げそうです。
AMD Zen 5 Strix Halo LP Leak, Hawk Point, PS6 Portable, Switch 2 | Moore’s Law is Dead
補足情報
製品ジャンル | メーカー | 製品名 | 発売予定時期 |
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コメント
コメント一覧 (2件)
ドラクエ3はSwitch2で、出そうなんだよな?俺としてはSwitchで、出て欲しいんだよね?
ROG Allyといったハンドヘルド機のフル稼働30W時でGTX 1650/RX 570程度の性能のギリギリVR対応レベルなもんだし(これでPS4 Pro以上、XboxOneX未満)、Switch 2がその壁を超えてくるのは難しいんじゃ・・・
せいぜいダウンクロックしたRTX 2050程度の性能がいいとこ。コア数も2050より少ないし。