AMD Ryzen 7000Gの内蔵GPUの性能は低め。GPUコアは最大4基になる見込み

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
  • URLをコピーしました!
目次

AMDのデスクトップ向けAPU『Ryzen 7000G』として登場するモデルが判明。GPUコアは最大4基とかなり貧弱。

AMDではノートPC向けAPUとしてRyzen 7000シリーズを投入しており、内蔵GPUにはRDNA 3を12基搭載し、ハンドヘルドゲーム機のASUS ROG Allyなどに搭載されています。このRyzen 7000シリーズの内蔵GPUについては比較的パワフルで、解像度を上げなければAAAタイトルも十分プレイ可能で、デスクトップ向けにも展開されることが期待されています。

そんな、Ryzen 7000シリーズAPUですが、まもなくこのAPUをノートPC向けからデスクトップ向けに転用したRyzen 7000Gシリーズが投入される見込みで、Ryzen 7000Gシリーズの一部モデルの情報が明らかになりました。

情報はHarukaze5719氏から登場しており、現時点で判明しているRyzen 7000Gのモデル名とOPN情報をポストしています。

Ryzen 7000G最上位モデルにはRyzen 5 Pro 7500Gがラインアップされ、GPUのコア数は最大4コアに設定される見込みのようです。このモデルはProラインアップになっており主にBTOでのみ取り扱われるモデルになっています。

PCパーツ単品として扱われるモデルはRyzen 5 7500Gと呼ばれるモデルで、こちらもRyzen 5 Pro 7500Gと同じく内蔵GPUのコア数は4コアになる見込みです。

そして、下位モデルではRyzen 3 Pro 7300Gが計画されているようです。このRyzen 3 Pro 7300Gについては仕様等の情報は不明ですが、おそらくGPUコアは上位モデルと同じく4コアですが、CPUコアは4コアに抑えられたモデルになると見られています。

今回投入されるRyzen 7000Gについては仕様的にはASUSのROG Allyの下位モデルに搭載されているRyzen Z1系で採用されているPhoenix 2ダイを使っている可能性があります。このPhoenix 2ダイではZen 4を4コアとZen 4cを4コアを組み合わせたハイブリッドアーキテクチャーになっていますが、主にChromebookなど低消費電力、低コスト化を狙って作られたAPUであるため、内蔵GPUの性能も最大4コアになっています。

AMDがこのRyzen 7000Gに多くの人は最大12基のGPUコアを搭載したモデルを期待していたと考えられますので、もし仮にRyzen 7000Gはこれだけのラインアップで終わりであれば期待ハズレのモデルになると言えます。この件についてはリークしているHazukaze5719氏もCSやLOL、DOTAなどがプレイできるレベルの内蔵GPUを期待していたのに、内蔵GPUが4コアだけ搭載はあまりにも期待ハズレと落胆のコメントをしています。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次