AMD Ryzen 7 9800X3D は動作クロックを大幅向上。パッケージデザインも判明

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AMD Ryzen 7 9800X3D は動作クロックの大幅向上。パッケージデザインも判明

AMDはゲーミング性能向上に大きく寄与する3D V-Cacheを搭載するRyzen 9000シリーズとなる、Ryzen 7 9800X3Dを2024年11月に発売すると言われていますが、このRyzen 7 9800X3Dに関してパッケージデザイン含むリーク情報が登場しました。

Moore’s Law is Deadが入手した情報によるとRyzen 7 9800X3Dは2024年発売の製品としてAMDのリストに掲載されている一方で、Ryzen 9 9900X3DとRyzen 9 9950X3Dは2025年と記載されているため、すでにリークされている2024年11月発売という情報は正しいとのことです。

CPU全体でのキャッシュ容量は合計104 MBとのことで、3D V-Cacheの容量は現行モデルと同じ64MBになる見込みで容量が増えるなどの変化はないようです。

動作クロックについては具体的な数値は明らかになっていませんが、Ryzen 7 9800X3Dの商品特徴として高い動作クロックが挙げられているとのことで、現行Ryzen 7 7800X3Dで設定されている最大5.0 GHzを超えることは確実と言え、Ryzen 7 9700Xに設定されている5.5 GHzに迫る可能性があるようです。この高められた動作クロックやZen 5アーキテクチャー採用に伴い、AMDは『史上最高』で『究極のゲーミング体験のためのプロセッサ』としてマーケティングする予定で、IntelのArrow Lake-Sに対抗することを目指しているようです。

そのほかのリークではRyzen 7 9800X3Dの宣伝用資料も明らかにしています。ここでは『伝説は無敵』というキャッチコピーと共にRyzen 7 9800X3Dのパッケージデザインも明らかにされており、現行のRyzen 7 7800X3Dではオレンジが多用されていましたが、Ryzen 7 9800X3Dでは白色にオレンジのエッジ効果が付け加えられたデザインに変更されており、一目でRyzen 9000X3Dシリーズであることが分かるようになっています。

なお、冒頭で紹介した通りRyzen 7 9800X3Dは2024年11月ごろに発売が予定されているのですが、同モデル発売が迫るため現行のRyzen 7 7800X3Dは品薄や値下げが見られるようになっています。おそらくRyzen 7 9800X3Dは性能が高まる一方で価格も上がる可能性があるため、現行Ryzen 7 7800X3Dでも十分満足のいく性能だと考えるのであれば、Ryzen 7 7800X3Dを買った方がいいかもしれません。

ソース

AMD R7 9800X3D Picture Leak | RDNA 4 Delay | Nvidia RTX 5000 Update | Moore’s Law is Dead

https://www.youtube.com/watch?v=LVXGDPKWsss

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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