GeForce RTX 4060 もまもなく生産終了？生産ラインがRTX 5000シリーズへ切り替えへ

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GeForce RTX 4060 もまもなく生産終了？生産ラインがRTX 5000シリーズへ切り替えへ

NVIDIAは2025年初めから、次世代グラフィックスカードであるGeForce RTX 5000シリーズを一挙に投入する予定で、RTX 5090とRTX 5080を2025年1月、RTX 5070を2月、そしてRTX 5060を3月に発売する計画が過去のリークで明らかにされています。ただ、このGeForce RTX 5000シリーズの発売が迫る中、NVIDIAおよびAIBでは生産製品の切り替えをまもなく予定しており、この中でGeForce RTX 4060に使われているAD106 GPUも生産が停止され、まもなく同グラフィックスカードの供給が縮小または停止する可能性があるようです。

中国の半導体製品関連のリーク情報がやり取りされている博板堂に挙げられた情報によると、NVIDIAはGeForce RTX 5000シリーズを予定通り2025年1月から発売し始める計画で、これに伴い現行のRTX 4000シリーズの生産設備をRTX 5000シリーズの生産に移管し始めているとのことです。また、この移管は順調に進んでおり、NVIDIAはすでにRTX 4060シリーズなどに搭載されているAD106 GPUの生産ラインをGB200系GPUの生産に割り当てており、現在生産が継続されているのはノートPC向けエントリーモデルのAD107 GPUのみになっているとのことです。

GeForce RTX 4000シリーズの中で、すでにRTX 4090やRTX 4080 SUPERなどのハイエンドモデルは出荷が停止しており、出荷済みの在庫のみが市場に残っている状態ですが、今後はRTX 4070やRTX 4060シリーズといったミドルレンジ向け製品も近いうちに出荷完了となり、RTX 4090などと同様に市場に残っている在庫のみが流通する段階に差し掛かるものと見られています。

GeForce RTX 4060の出荷完了してもしばらくは在庫が残る？

GeForce RTX 4070やRTX 4060はGeForce RTX 4000シリーズの中で売れ筋モデルで、各社AIBからも多くのモデルが発売されています。また、発売から1年以上が経過していることもあり、価格も比較的安価に設定されていることから、量販店にとっても販売台数が期待できるグラフィックスカードであるため、在庫も潤沢に用意されています。

そのため、RTX 4070やRTX 4060の出荷が終了し、RTX 5070やRTX 5060が発売されても、新たに発売されたグラフィックスカードの値段が安定するまでは、下位モデルとしてしばらく販売できるだけの在庫は備わっていると考えられます。

特にRTX 5070やRTX 5060ではGDDR7の採用などで性能が比較的向上するため、コストパフォーマンスを重視する層はRTX 4000シリーズを、性能を重視する層はRTX 5000シリーズを購入するなど、一定期間は棲み分けが行われると考えられます。

ですので、今回のリークでRTX 4070やRTX 4060はまもなく出荷終了となる可能性は高まっているものの、入手ができなくなるわけではないと言えますので、焦って買う必要はなく、RTX 5070やRTX 5060の性能や価格などを確認してから購入しても問題ないと言えそうです。