RDNA 4世代の最下位モデルであるRadeon RX 9050に、ロープロファイル版とみられるカードの画像が出てきました。RX 9000シリーズにはロープロファイル版がほとんどなく、消費電力が92WのRX 9050は、スリムPC向けにAMD製のグラフィックカードを選べる数少ないモデルになりそうです。
RX 9050のロープロ版はPowerColor製か。RDNA 4で最も省電力な92Wのモデル
Radeon RX 9050は、RX 9060 XTと同じGPUのCUを半分の16基に絞ったRDNA 4世代の最下位モデルで、PowerColorも全高のデュアルファンを載せたReaper RX 9050を8月21日から国内で販売しています。RX 9000シリーズのロープロファイル版は、これまでVastarmorのRX 9060 XT 16GBが知られているだけで、国内ではGIGABYTEなどのGeForce RTX 5050やRTX 5060のロープロ版が中心になっています。

そんな中、発売前の製品の型番や画像をリークしてきた188号(momomo_us)氏が、「RX9050 8GB LP」という型名とともに、ロープロファイルの基板にファンを3基並べたカードの画像を公開しました。
このカードはPowerColorが準備しているRX 9050のロープロファイルモデルとみています。RX 9050は消費電力が92WとRDNA 4世代で最も低く、160WのRX 9060 XT 16GBに比べて発熱が少ないため、ヒートシンクを大きくできないロープロファイルモデルに向いています。
8ピンは残る見込みで、国内ではRTX 5050のロープロ版と同じ7万円台に
事務用の小型PCは補助電源コネクターがないものが多く、PCIeスロットが供給できる75Wで動くカードしか使えません。AMDはOEM向けの4GB版も含めてRX 9050の補助電源を8ピン×1としており、VastarmorのRX 9060 XT 16GBもロープロファイル化で消費電力を140Wに下げつつ、8ピンは残しています。今回のカードはファンを3基並べており、ブロワーファン1基で冷やしていた補助電源をなくした75W版のRTX 3060よりクーラーがかなり大きくなっています。そのため、消費電力や補助電源の有無は伝えられていないものの、RX 9050のロープロファイルモデルも8ピンを残し、92Wのまま動くとみられます。
8ピンを挿せる小型PCなら、競合はGIGABYTEのRTX 5050のロープロファイルモデルで、TechSpotのテストではRTX 5050の方がゲーム性能は約2割高くなっています。ただ、消費電力は130WとRX 9050より約40W多く、小さなファンで冷やすロープロファイルモデルでは、RX 9050の方が温度や騒音を抑えやすくなります。
PowerColorの通常モデルであるReaper RX 9050は代理店のアユートが国内で発売しているため、ロープロファイルモデルもアユートから販売される可能性が高いです。国内のロープロファイルモデルは通常モデルより1.5万〜2万円ほど高く売られており、価格は55,999円のReaper RX 9050より高い7万円台になると考えられています。なお、この価格帯はGIGABYTEのロープロファイルサイズのRTX 5050と同じ価格帯になるため、同じロープロファイルを選ぶ場合、ゲーム性能重視ならRTX 5050、発熱の少なさを重視するならRX 9050になると言えそうです。


