PS5 Slim(CFI-2100)が型番据え置きで改良。液体金属の封じ込め強化とボタン電池も交換可能に

PS5 Slim(CFI-2100)が型番据え置きで改良。液体金属の封じ込め強化とボタン電池も交換可能に

薄型PS5(CFI-2100系)で、型番を変えないまま基板が改められ、APU周りで液体金属を封じ込める構造がPS5 Proに近いものへ切り替えられていることが明らかになりました。

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薄型PS5の改訂基板はAPU周りの液体金属の封じ込めを強化

薄型PS5のCFI-2100系は2025年9月に欧州で、11月に国内で発売されたモデルで、デジタル・エディションでは内蔵SSDが1TBから825GBへ減っただけでなく、ほかの部品でもコストダウンが行われています。その一方で、PS5 Proに続いてヒートシンク側に溝が設けられ、APUとヒートシンクの間に使われている熱伝導材の液体金属が偏りにくくなっています。

そんな中、ポーランドでゲーム機修理を手がけるmodyfikatorcasper氏が9月15日発売の『Marvel's Wolverine』限定版PS5を分解し、本体の型番はCFI-2100系のままで、基板(EDM-051)が従来の薄型PS5のものから改められ、部品の配置も簡素になっていたと報告しています。

加えて、液体金属まわりにも手が入っており、APU側で液体金属の流出を防ぐスポンジ状の保護面が改良前より広く取られ、液体金属の封じ込めがより徹底されています。これはPS5 Proに近い構造とのことで、同氏は、液体金属に直接触れる部分が減り、APUの周りに液体金属をとどめやすくなるとしています。

ボタン電池は交換できる形になったが、ユーザーが触ると保証対象外に

PS5 Proでは2024年の発売時から、カバーを外すと本体の時計や設定を保つCMOSバッテリーに手が届くハッチが設けられていました。薄型PS5でも今回の改訂で、同じ役割のボタン電池(CR2032)が交換できる形で基板に載るようになったとのことです。

ただ、ソニーは薄型PS5の取扱説明書で、本体内部にユーザーが手入れできる部品はなく、無断の改造は保証の対象外になるとしています。今回の個体に付いていた説明書もこの電池に触れていない従来のままだったといい、ユーザーに交換を任せない扱いは変わっていません。

国内版に改訂後の基板が載っているかは不明

国内でも同じ限定版がAmazon.co.jpで希望小売価格96,980円(税込)で販売されていますが、国内向けの限定版や日本語専用モデル(CFI-2200)に改訂後の基板が載っているかは不明です。特に今回の変更は型番が据え置かれており、どの製造時期から切り替わったかも明らかになっていないため、改訂後の基板を選んで買うことはできません。

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2026/10/02 更新
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Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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