新型iPad miniのA20 ProはGPU性能が旧型の約3倍。512GB版と下位モデルのCPU性能差は約14%

新型iPad miniのA20 ProはGPU性能が旧型の約3倍。512GB版と下位モデルのCPU性能差は約14%

A20 Proを積み、容量によってCPUのコア数が異なる新型iPad miniについて、5コア版と6コア版のGeekbench 7の結果がそれぞれ見つかりました。GPUのMetalスコアはどちらも前モデルの約3倍に伸びており、5コア版もマルチコア性能は6コア版より1割強低いだけです。

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512GBの6コア版はiPhone 18 Proとほぼ同じ性能

Appleが10月26日に発表し、11月6日に発売する新型iPad miniは、iPhone 18 Proと同じ2nmのA20 Proを積んでいますが、CPUは容量で構成が異なり、128GBと256GBは高性能コア2基と高効率コア3基の5コア、512GBは高効率コアが1基多い6コア構成になっています。GPUはどの容量も7コアで、Neural Engineは512GBモデルだけが2基(デュアル16コア)になります。

そんな中、新型iPad miniとみられる端末のGeekbench 7の結果が、5コア版と6コア版の両方で登録されました。メモリはどちらも前モデルの8GBから12GBに増えており、iPhone 18 Proと同じ容量です。

スクロールできます
端末シングルコアマルチコアMetal
新型iPad mini
(5コア・128GB/256GB)
3,8799,87061,992
新型iPad mini
(6コア・512GB)
3,96511,28160,908
iPhone 18 Pro(平均)3,98611,20761,706
iPad mini(A17 Pro・平均)2,5296,74120,495

5コア版のスコアは、前モデルのiPad mini(A17 Pro)の平均よりシングルコアで約53%、マルチコアで約46%高く、GPUのMetalは約3倍です。GPUの伸びが特に大きいのは、コア数が前モデルの5コアから7コアに増え、各コアにNeural Acceleratorも備えたためとみられています。

6コア版は、高効率コアが1基多い分、マルチコアが5コア版より1割強高い一方、シングルコアとMetalは5コア版とほぼ同じで、3つともiPhone 18 Proの平均と並んでいます。

Appleは「最大6コア」と注記したうえで、マルチスレッド性能を前世代より最大60%高速としており、前モデルの平均と比べると6コア版は約61〜69%高く公称どおりですが、128GBと256GBの5コア版は5割弱にとどまります。

5コア版はA20 Proの選別品か。512GBは256GBより35,000円高い

128GBと256GBのA20 Proは、2nmで作る高価なチップを無駄にしないよう、製造時に高効率コアが1基使えなかったものを回したとみられます。Appleは前モデルでも、iPhone 15 Proより1コア少ないGPUのA17 Proを積んでいましたが、今回減らしたのは性能への影響が小さいCPUの高効率コアです。

Wi-Fiモデルは128GBが119,800円、256GBが136,800円、512GBが171,800円で、256GBより35,000円高い512GBで増えるのは、マルチコア性能の1割強と、Appleが2倍とするNeural Engineの処理能力です。GPUを使うゲームやイラスト制作が中心なら必要なストレージ容量で選び、写真や動画の書き出しのようにCPUを長く使う作業も多いなら512GBを選ぶ方が良さそうです。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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