AMDは、Radeon向けのGPUとGDDR6メモリのセット供給価格を8月と10月に引き上げてきましたが、11月にも再び値上げする見込みです。7〜9月期にGDDR6が8〜10%ほど値上がりしたことを受けたもので、上げ幅は小さくないとされています。
AMDは四半期ごとに価格を改定。10月に続き2回目の値上げ
AMDはRadeon向けのGPUをGDDR6メモリとセットにしてグラフィックカードメーカーに供給しており、メモリの値上がりを理由に、このセットの供給価格を8月に10%以上引き上げ、10月1日にも値上げしていました。
そんな中、中国の博板堂は関係者の話として、AMDが11月にも値上げし、上げ幅は小さくない見込みだと伝えています。AMDは現在、GPUとメモリのコストに合わせて四半期ごとに供給価格を改定しており、7〜9月期にGDDR6が再び8〜10%ほど値上がりしたことを受けて、10〜12月期は10月と11月の2回に分けて値上げするとのことです。
国内価格は12月まで上がる見込み。それでもGeForceより約5〜8万円安価に
国内の平均価格は10月1日の値上げから1か月で、RX 9060 XT 16GBが約8.6万円から約10万円へ16.6%、RX 9070 XTも約14万円から約15.5万円へ10.9%上がりました。値上がりは10月末も続いており、直近1週間でもRX 9060 XT 16GBが5.5%上がっています。
8月の値上げでも9月中旬まで値上がりが続き、8月初めと比べてRX 9070 XTは20.0%、RX 9060 XT 16GBは35.4%高くなりました。11月に値上げされれば、店頭価格は12月にかけてもう一段上がるとみられます。
10月に1割以上値上がりした今も、RX 9070 XTは性能の近いRTX 5070 Tiより約8万円、RX 9060 XT 16GBはRTX 5060 Ti 16GBより約4.8万円安く買えます。GeForceも同じ1か月で1万円以上値上がりしており、Radeonとの差はほとんど縮まっていません。11月の値上げで10月と同じくらい上がってもこの差は埋まらないと考えられるため、RTX 5070 Ti並みの性能や16GBのVRAMを安く手に入れたいなら、店頭価格がさらに上がる前にRadeonを購入しておいた方が良さそうです。


