Intel Nova LakeはE-core削減でもL3キャッシュ維持。Core Ultra 7は36MBに増量

Intel Nova LakeはE-core削減でもL3キャッシュ維持。Core Ultra 7は36MBに増量
リーク評価
総合評価: 64%
的中率: 的中率: 4
実現性: 実現性: 3
発売までの時期: 時期: 3
具体性: 具体性: 3
整合性: 整合性: 3
情報源: Jaykihn

Intelの次世代デスクトップCPU「Nova Lake」では、E-coreクラスタを1基分減らした構成でもL3キャッシュが削られず、容量が維持される見通しです。

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E-coreクラスタを1基削ってもNova LakeのL3キャッシュは減らず

Nova Lake-SのL3キャッシュ容量は、4月にリーカーのJaykihn氏が構成ごとの一覧を示しており、この時点ではE-coreを減らした構成ほどL3も段階的に少なくなっていました。ただ、同氏はSKUごとにさらに削減される可能性までは分からないとも述べており、各モデルの最終的な容量は確定していませんでした。

しかし、同氏が8月12日に投稿した情報によると、E-coreクラスタ(4コア単位)を1基だけ無効化して作られるSKUは、無効化前のモデルと同じL3容量を維持するとのことです。この規則により、8P+12E+4LPEの24コア版は4月時点の33MBから36MBへ、4P+4E+4LPEの12コア版は15MBから18MBへ引き上げられます。

4月に判明した13モデルの暫定SKUリストに当てはめると、引き上げ後の24コア版はCore Ultra 7、同じ容量を持つ28コア版はCore Ultra 9にあたり、キャッシュ容量ではCore Ultra 7がCore Ultra 9に追いついた形です。

一方、P-coreとE-coreの両方を減らした6P+12E+4LPEの22コア版は、4月時点と同じ27MBのままで、この規則の対象外とされています。容量が引き上げられた24コア版・12コア版はE-coreクラスタを1基削っただけの構成のため、規則が適用されるのはE-core側だけを無効化した構成に限られるとみられます。

また、同じ規則はノートPC向けの最大28コア構成となるNova Lake-HXにも適用されるとのことです。同製品は4月時点で2つの構成が確認されており、E-coreを1クラスタ削った派生モデルが今後加わった場合も、L3容量は維持される可能性があります。

なお、ここまでの容量はいずれも通常版のもので、Nova Lake-Sには大容量キャッシュのbLLCを積む系統も別枠で計画されており、bLLC搭載モデルは最大288MBのキャッシュに達します。

現行のCore Ultra 9とUltra 7にあった6MBのL3キャッシュ差が消える

現行のArrow Lake世代では、8P+16E構成のCore Ultra 9 285KがL3を36MB、8P+12E構成のCore Ultra 7 265Kが30MB備えており、この構成差に6MBのキャッシュ差が付いていました。Nova Lakeでは同じ8P+16Eと8P+12Eの関係で容量差が付かないため、ゲーミング用途でCore Ultra 9クラスを選ぶ理由はキャッシュ量の面では消え、上位モデルの優位性はコア数とクロックに絞られます。

Nova Lake自体は2027年1月以降に順次発売される見通しで、Intelはクロックや価格を含む仕様をまだ確定していません。ただ、24コア版の容量が引き上げられる一方で22コア版は据え置かれたため、両者のキャッシュ差はむしろ広がります。4月時点の暫定リストで22コア版はCore Ultra 5にあたることから、Core Ultra 7クラスはL3容量で上位のCore Ultra 9と並ぶ一方、下位のCore Ultra 5との差は広がることになります。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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